日本に学ぶ
「欧米は20年前の日本と同じ問題をかかえているが、違うメソードで解決しようとしている。残念。」というサブタイトルで、Tagi紙(3日)のAnalyse.分析欄に載っていた。
この記事を書いたP.Lは最初に、数日前から話題になっている「The Economist」の表紙に出ていた合成写真と内容についてふれている。
ドイツのメルケル首相とオバマ大統領が、古い時代の着物を着て、爆発している富士山を背景に並んでいる、上体だけの風刺的な表紙のことである。内容は、日本化する欧米の政治膠着状態。国のトップの政治的決断力の低下は日本並みになった・・・ということだ。
そして、20年の失われた世代を突破してして現在、たとえ停滞状態であったとしても、どんな人でも、その人の犬でさえ、「日本は敗者である」という見解にいたる。
しかしP.Lは続ける。このどんな人でも、その犬でさえ、(このように考える事は)Sich irren.思い違いをしている。
日本は津波などで「Just in Time]という部品生産不足や、大きな犠牲者という事態があっても、経済的な強さは回復してきている。その理由に「Financial Times]の記事をとり上げている。
それは津波が証明している日本の、Kooparativer Kapitalisumus.協業的資本システムとでもいうのか?は、迅速な資本を流動化し、Ressoucen・手元の財源?を可能にした・・・ということが書いてあったらしい。
P.L は、(エコノミーに関しては)どのように日本が今回の災害を乗り越えてきたかは、ただの専門家だけの興味に終わらせず、自分たちも学ぶものがたくさんある。欧米の現状はだんだん20年前の日本に似てきているからだ。(日本は敗者という)偏見を持つ限り、その経験を学べない。
次に、P.L は、Richard Koo という野村證券のチーフエコノミストの実証的な数値を挙げ、日本の回復を語っている。又、不動産の不渡りをはじめとし、最後にはクラッシュになる典型的な過程を説明し、その穴埋めをする方法が書かれている。最終的には(私が理解できた限りでは)徹底した、Sparen .節約するか、国債を出し、借金になっても、国がこの穴埋めをし、投資して、景気を挙げていくかの選択になる。
日本は20年前、借金して(自国に)国を救った。・・・これも、Koo さんの説らしい。
P.L は最後に、欧州はしかし「節約」を選んだと結んでいる。(だから残念というのかな?)・・・・・・・
*******
もちろんこの記事の反対を結論つける記事も多いわけだ。この野村證券のリチャード・クーさんは日本にゆかりのあるひとである。この見解は、最近歴代の首相たちが、欧米に対して機会あるごとに言って来た事でもある。
いずれにしても民間人の動かす機能している?エコノミーの事を聞くだけで、ともかく希望が持てる。あとは世界的に、ネガティヴィな印象を与える政治家、官僚がどのように無駄が少ない、迅速な対応をしていくかが聞ければと願うばかりだ。
8月1日は、スイスの国立記念日で、我々の女性大統領が、国民に具体的なメッセージを5分ほど語った。最後に、U21のサッカー活躍に関しても語った。このチームの40%の選手が、亡命、難民家族の外国人家族の若い子供たちだった事に意義があるといった。
新年にも、テレビで、具体的なビジョンがはっきりと示される。見通し、危機的なこと、希望、改善、短期、中期、長期の目標、事業なども知らされる。国民が政治を動かしていくという、それが義務とはっきり分かるように語られる。
話がずれたが、それでも今回、このように日本を教師として、(反面教師ではなく)良い例として書かれた記事が、TAGIに載った事は嬉しい事だ。
又、話は変わるが、昨日スイスフランが、今日は日本で、円高阻止の追加金融緩和の介入が行われた。
スイスと日本は、共通の深刻な問題をかかえている。
チューリッヒ F.S
この記事を書いたP.Lは最初に、数日前から話題になっている「The Economist」の表紙に出ていた合成写真と内容についてふれている。
ドイツのメルケル首相とオバマ大統領が、古い時代の着物を着て、爆発している富士山を背景に並んでいる、上体だけの風刺的な表紙のことである。内容は、日本化する欧米の政治膠着状態。国のトップの政治的決断力の低下は日本並みになった・・・ということだ。
そして、20年の失われた世代を突破してして現在、たとえ停滞状態であったとしても、どんな人でも、その人の犬でさえ、「日本は敗者である」という見解にいたる。
しかしP.Lは続ける。このどんな人でも、その犬でさえ、(このように考える事は)Sich irren.思い違いをしている。
日本は津波などで「Just in Time]という部品生産不足や、大きな犠牲者という事態があっても、経済的な強さは回復してきている。その理由に「Financial Times]の記事をとり上げている。
それは津波が証明している日本の、Kooparativer Kapitalisumus.協業的資本システムとでもいうのか?は、迅速な資本を流動化し、Ressoucen・手元の財源?を可能にした・・・ということが書いてあったらしい。
P.L は、(エコノミーに関しては)どのように日本が今回の災害を乗り越えてきたかは、ただの専門家だけの興味に終わらせず、自分たちも学ぶものがたくさんある。欧米の現状はだんだん20年前の日本に似てきているからだ。(日本は敗者という)偏見を持つ限り、その経験を学べない。
次に、P.L は、Richard Koo という野村證券のチーフエコノミストの実証的な数値を挙げ、日本の回復を語っている。又、不動産の不渡りをはじめとし、最後にはクラッシュになる典型的な過程を説明し、その穴埋めをする方法が書かれている。最終的には(私が理解できた限りでは)徹底した、Sparen .節約するか、国債を出し、借金になっても、国がこの穴埋めをし、投資して、景気を挙げていくかの選択になる。
日本は20年前、借金して(自国に)国を救った。・・・これも、Koo さんの説らしい。
P.L は最後に、欧州はしかし「節約」を選んだと結んでいる。(だから残念というのかな?)・・・・・・・
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もちろんこの記事の反対を結論つける記事も多いわけだ。この野村證券のリチャード・クーさんは日本にゆかりのあるひとである。この見解は、最近歴代の首相たちが、欧米に対して機会あるごとに言って来た事でもある。
いずれにしても民間人の動かす機能している?エコノミーの事を聞くだけで、ともかく希望が持てる。あとは世界的に、ネガティヴィな印象を与える政治家、官僚がどのように無駄が少ない、迅速な対応をしていくかが聞ければと願うばかりだ。
8月1日は、スイスの国立記念日で、我々の女性大統領が、国民に具体的なメッセージを5分ほど語った。最後に、U21のサッカー活躍に関しても語った。このチームの40%の選手が、亡命、難民家族の外国人家族の若い子供たちだった事に意義があるといった。
新年にも、テレビで、具体的なビジョンがはっきりと示される。見通し、危機的なこと、希望、改善、短期、中期、長期の目標、事業なども知らされる。国民が政治を動かしていくという、それが義務とはっきり分かるように語られる。
話がずれたが、それでも今回、このように日本を教師として、(反面教師ではなく)良い例として書かれた記事が、TAGIに載った事は嬉しい事だ。
又、話は変わるが、昨日スイスフランが、今日は日本で、円高阻止の追加金融緩和の介入が行われた。
スイスと日本は、共通の深刻な問題をかかえている。
チューリッヒ F.S
by swissnews
| 2011-08-05 06:18
| 政治・経済・歴史
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by スイスで聞く「日本」
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