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「氷河特急」の脱線事故

このような無残な事故が、日本とスイスの共通の話題になろうとは夢にも思いませんでした。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。また現時点で重態になられている方、負傷されている方が回復し、日本のご家族の元へ無事戻られること切に願っています。

私はこのパノラマ車両を日本からの知人と何度か利用したので、その時のことを思い出しています。この路線にはしかし普通電車で何度も通りました。

お客をもてなす国民として、被害に会われたお客が同胞であるという双方に思いがあり、痛みが伴います。

事故のあった夕方には、スイスメディアだけでなく、隣国テレビニュース、EUニュースで大きく報道されました。土曜日のTAGIにはいくつもの写真や、鉄道の歴史、事故原因推測、対策、被害者(死者の国籍はまだ発表されず、日本人でないこと祈ってました)に関する記事が載ってました。

きょうの月曜日、TAGIにはやはり大きく「いまだ14人が病院に」とタイトルで、現時点で、この14人がすべて日本人とありましたから、スペイン人、スイス人、オーストリア人、インド人負傷者は退院したようです。

この事故については、多くの日本のメディアが現地に来て報道していますから、付け加える情報はありませんが、日本向けの特別枠が載せられていました。
その中で、鉄道最高責任者が、「我々は、日本におけるイメージ悪化をどんなことをしても防ぎたい」と、TAGI記者のインタビューに答えていました。

これほど多くの日本メディアが現地にやってくるとは思わなかったが、ことの大きさ、重大さから、このような大きな反響があることは想像していた。心から謝罪をしたい。
今まで日本人はわれわれの交通安全におおきな信用を託していたので、どんな質問にも答える用意がある。
日本人ツーリストのイメージ悪化を防ぐためには、いかなるコストも、労力も惜しまない。
具体的対策として、日本人の心情に理解あるエキスパートに助言を求める。
すでに日本人の収容されている病院を訪れ、直接遺憾の意を伝えた。
また、亡くなられた方の遺族を、ジュネーブの飛行場に出迎えたい。
とありました。

早く原因がすべて明らかになること願ってます。

今までの猛暑も忘れるような、ひんやりとする朝です。

チューリッヒ  F.S

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by swissnews | 2010-07-26 17:54 | 観光・交通・運輸 | Comments(0)

アニメ映画「時をかける少女」が3サットに

昨夜、23時ごろ、寝にいく間際にテレビを消し間違い、「3サット」(ドイツ)のチャンネルを入れてしまいました。そこでこの日本アニメ映画(MAMORU.HISADA作、2006)が報映されてました。(ドイツ語吹込み)

登場人物がみな「八頭身」で、建物もモダンな西洋風に見えましたが、それがまぎれもない日本製だということは数秒でわかりました。

同じ短いシーンがリピードされたり、主人公らしい女の子の名前が、マコト、というので、不思議に興味がわいてきました。
22時25分から始まっていたらしく、ストーリーはわかりませんでした。

隅田川のようなゆったりと、たっぷり流れる川の堤防を,クラブ活動の後、夕日を浴びながら相乗り自転車で走る若い高校生?男女の姿に郷愁を覚えました。私はそれで満足して眠ってしまいました。

ところで、前回の鯨とグリンピースの写真は、無料新聞『20分』紙から入れました。

この24x32cmほどの大きさで、40から50ページの無料新聞は、20分で世界の出来事を一瞥できるというもので、ほとんどが写真で埋まり、毎日、月から金まで、なんと130万部刷り上げられ、スイス全人口の6人に一人が読んでいることになるのです(=上の写真、朝のトラム)。
もう10年ほどになりますが、どうして採算が合うのかわかりません。

朝、すべての田舎や都市の駅やトラム停の箱にびっしり入っていますが、私のバス停では8時過ぎにはもうなくなってしまいます。この『20分』がスイス一番の部数の多い新聞です。

夕方に、『BLICK』まあ英語なら『LOOK』というのでしょうか、同じような無料新聞があふれ出ます。

私のとっている新聞は『Tages-Anzeiger』で、ドイツ語圏では一番大きな日刊新聞でごく一般市民のものです。いろいろな特集付録抜きで大体60ページあります。
これからはこの新聞を市民が呼んでいるように省略し、TAGIと言います。

チューリッヒ F.M

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by swissnews | 2010-07-23 06:44 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

祇園祭と東京おもちゃ展

今日は日曜日で、新聞がきません。

しかし、ヨーロッパ総合ニュースで、二つの日本の出来事が報道されました。

このチャンネルは、同じ映像、テキストが最低20ヶ国語に訳され(数年前)一日中報道されています。その他、ヨーロッパ総合スポーツ実況番組もあります。

「ノー・コメント」という数分の映像が30分毎にあり、現在起こっている世界中のことが報道されます。

Japan,Kyotoとあるだけで一切説明のない15秒ぐらいのお祭りの様子でした.祇園祭かもしれないと思いましたので、日本のニュースを開けました。便利なものですね。やはり祇園祭でした。
伝統の綱を引いていた女の子は、お人形と思ったのですが、子供だったのかもしれません。
たくさんの観衆は暑そうでしたが、行儀よく見てました。自分は実際に見たことありませんが、懐かしい雰囲気でした。

その後画面が変わり、韓国、Boryeongというところの、プール祭りで、男女、老若が、黒い泥?を体に塗りつけ水遊びをしている様子で楽しそうでした。

午後の一分ぐらいの「ノー・コメント」には、女の子がたくさん集まって、キラキラの首飾りを作ったり、チョコレート?を昆虫などの型に流し込み、できあがると食べている様子が報道されました。
Japan,Tokyoしか情報はありませんが、おもちゃ展のような雰囲気でした。

その直後、イラクの爆発テロで、道路に転がる死体や、血のしみた靴や服などが映りました。

この「ノー・コメント」は、容赦ない映像だけの、ドキュメントです。

(F.S、チューリヒ、2010年7月18日)

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by swissnews | 2010-07-18 19:41 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

テレビメディアについて

私のテルビチャンネルは、50ぐらいありますが、一月600円払い、画像がよくて、150ぐらいの番組が見られる装置をつけています。あらゆる言語番組が見られます。
日常はしかし、私の場合、スイス、ドイツ、オーストリア、ヨーロッパ総合ニュースのドイツ語番組、まあ40ぐらいで十分です。

この間、ジュネーブの郊外、つまりフランスとの国境近くの田舎村のホテルに泊まりました。私の泊まるようなホテルのテレビチャンネルはせいぜい20ぐらいで、まずすぐドイツ語の番組を探し、二つドイツの番組を見つけました。
隣国ドイツ番組を、自国のドイツ語番組より優先させるこの地元のメンタリティにちょっと腹が立ちましたが、まあ仕方がない。このドイツ番組のほうが権威があるのだからと納得しました。

しかしその前に、中国のCCTVが入ってきます。はじめは中国のことを報道しているフランスの番組だと思ってみていましたが、そうではなく完全な中国宣伝チャンネルであることがわかりました。

キューバに勝った女子バレー選手の歓喜、数年前の外国人国賓を迎える厳かな儀式、やけに美しい自然、誇り高い伝統的な哲学者の報道など完璧に編集されていたからです。しかし中国語オンリーでした。

次の朝、ホテルのレセプションに、このホテルには中国人旅行者がよく来るのかと聞きました。彼女はびっくりして「中国人!ぜんぜん」と答えてくれました。

今まで、韓国、ブラジル、クロアチア、アルメニア、クレタ島、キプロスなどの30秒ぐらいの自国宣伝コマーシャルを見たことはありますが、日本のものはまだ見たことがありません。

しかし、8年前、キルギスに2週間ほど旅行したとき、NHKの報道を日本語で見て感動しました。

(S.F、チューリッヒ、2010年7月17日)

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by swissnews | 2010-07-17 01:25 | メディア・グローバリゼーション | Comments(0)

ご挨拶 ・ 執筆者プロフィール

今日も日本のことが話題になりました。
スイスで聞こえた「日本」。

皆さんこんにちは。

私のように海外に在住している者は、「JAPAN」という言葉には、敏感になります。新聞を開いても、テレビを見ても、日常の会話の中でも、この言葉は目にも耳にもすぐ飛び込んできます。
 
私は日本のニュースを日本語ウェブサイトで読みながら、同時に、こちらのテレビ、新聞、雑誌、文化的な催しへの参加をとおして、日本の情報を得ています。日本国内メディアでも、それぞれのポリシーによりニュアンスが違うのに、さらにアメリカ、欧州ではもっと違ってきます。

いずれにしろグロバール化された世界は、お互いに他国のことを、都合が良いことも悪いことも筒抜けにし合います。皆さんは、スイス(欧州)で、どのような日本の話題が、どのように報道されているか、知りたいと思いませんか。

私の住むスイスのような、大国に囲まれた小さな内陸国は、世界の情報なしには生き延びられません。ですからメディア網は多様で豊富でといえます。

私はジャーナリストではないので、キャッチできる話題は、偶然にえられる一握りのものに過ぎません。それも、スイス人一般市民が見聞きし、理解できる程度のものです。

しかし賢い読者の皆様は、いろいろな情報と比較し、またそれぞれの専門的知識を補充して判断していただけると希望してます。

このブログは、スイスのメディアにみる日本の話題を、逆に日本の皆様にお知らせするために作りました。実際に、こちらでは日本の話題は絶えることがありません。その一部の雰囲気だけでもお伝えしたいと思いました。

私の希望はさらに、日本メディアも同じように、スイスあるいは欧州の豊富な話題を、日本人一般の市民に伝えてくれることです。


------執筆者プロフィール------

松田扶美・Fumi Matsuda

d0179466_2115484.jpg チューリッヒ(ドイツ語圏スイス)在住41年。

現代創作舞踊家。

スイス・ダンサー・振り付け師賞(スイス現代舞踊協会)生涯賞として受賞。
その他、国際振り付けコンクール、チューリッヒダンス文化賞など。

チューリッヒ芸術大学(ZHdK)演劇学部、28年勤務、教授として退官。他に2つの大学で講師。現在年金生活者。

30年以上日本語を書く事がなく、身内の者にも判読可能なハガキを書く事が出来なくなっていたが、コンピューターで日本語に再会、練習した。

日本を励ます良い事を知らせてくれと古い知人に言われるが、情報の違いを、違いとして知ることが一番、励ますことになり、そして結局は、ひとりひとり自分で励ますことになれば、全体の大きな利益につながると確信する。

私にも聞こえてくるのだから、隣のおばさんも、とっくに読んで、もう知っている日本のことを知ってほしい。

著書に、
『片道だけのパスポート』 スイスの36年
(北海道出版企画センター 2009年)

がある。 ( ↑ タイトルをクリックするとAmazonサイトで本の様子が見られます)

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by swissnews | 2010-07-09 17:59 | 執筆者プロフィール | Comments(0)

スイスのメディアで見聞きした "JAPAN" をお伝えします


by スイスで聞く「日本」

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