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英国政府がサウジアラビアの英国人鞭刑者を救いに出かける

1月前か、サウジアラビアに住む、英国人家族の65歳??ぐらいの男性が自家製アルコール密造で逮捕され、たしか600回??ぐらいの鞭打ち刑を言い渡された。(記憶が定かではない)

その英国人の息子が、メディアを通して父親がしたことを詫び、しかしこの刑は年老いた父親の体では、死刑と同じことになり、とうてい生きて堪えることが出来ない。「どうか父親の刑を軽くしてください!」と訴えた。

・・・・・私はこの短い記事を読んだが、忘れていた。

つい最近、BBCだったかの報道で、「この英国人は数日後に釈放されるだろう」と云うことだった。

それは、英国のキャメロン首相の命を受け外務大臣が、サウジアラビアに出向き、直接話し合いに出向き結果を表明したものだった。

勿論どのような話し合いでそこまで漕ぎ着けたかは内緒だ。そのことに興味はない。しかし感動することだった。

日本に例えるとどうだろうか。サウジアラビアでそこの法律を無視した日本人シニアがいて、その息子が政府に助けてくださいといったら、安部総理は岸田外務大臣をサウジアラビアに送り込む交渉に向かわせるだろうか。

「自己責任」で終わり、むしろ「日本人として国家に恥をかかせた」とか行ってむしろサウジアラビア政府に「自国の国民が迷惑かけました。そうぞ、刑を執行してください」とか言うのではないか。

あるいは完全無視か。

こんな小さなことでも、「自国の国民を切り捨てない」のが当たり前と考える欧米国家と日本は180度違うのではないかと思った。日本国民はもっと自覚をもって自分の権利を主張していくことが良いと思うのは、それを知らない人が多いのではないだろうか。正直言って自分も海外(先進国)に出て初めて考えさせられた経験がある。自分が人間として当然要求できるいろいろなことを教えられた。

だから、もし日系の私が日本国内で大きな失敗をしても一番頼りに出来るのはスイス国家ではないかと思ってしまう。すぐに弁護士を送り込んでくれるだろう。

「難民問題」も根底的な「人間の尊厳」に対する姿勢が何か、欧州人と日本人の多くには理解できない違いがあるのではないだろうか。

関連記事・・・日本人が薬物持込で死刑を言い渡される。

・・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・


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by swissnews | 2015-10-30 00:32 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

まだ「クールジャパン」とか売り込む日本のナンセンス

昨日、偶然に映画監督の是枝裕和氏のツイッターでつぶやいたことを読んだ。

・・・・・なぜ国が打ち出してるクールジャパンにのれないかというと、 なんだか右手で武器を左手で原発を、余った手で文化を!と言われてるようで。世界を、文化をどうしたいのか?という美学やビジョンが欠けてるからだと思うんですが。そんなものをせめて建前だけでも求めるのは青臭いでしょうかね、この時代・・・・


まったくその通りだと思った。

日本人が誇る「清潔でゴミの無い文化」は素晴らしいけど、原発の「汚染ゴミ」を海岸に行儀良く積み重ね、雨の日も風の日も「なるようになれ!」とでも言うように「日にさらして」平気を装う日本の文化。それがどうして「クールなのか」

又、「731の模型飛行機」に乗り込みはしゃいで「クールでしょう!」とか手を振る国家総理の写真を世界中に流し、その反面、日本政府は「クールなジャパン」「おいしいジャパン」「すごいジャパン」「アニメなジャパン」と多額な予算をただ官僚と一部の企業に分け与える。
そんな「クール」を他の先進国が本当に「クール」と思ってくれるのか疑問にも思わない政府。

もし、日本のサブカルチャーが本当に「クール」なら、そのクリエーターやそれに関わった民間企業にチャンスを与えればいいではないか。そしてその通りに大きな成功を収めていた。何で政府が後で乗り出してくるのか。

それに政府が誇りにする質の高い日本の伝統文化はもうそのマニア達によってすでに世界に知れ渡り高く評価されている。そのために民間人が非常に苦労をして努力してきたからだ。

他国の一般の者がどの程度この日本の高価な文化を評価し魅力的に思い買ってくれるかはしかし別問題だ。もし「クールスペイン」、「クールチェッコ」、「クールトルコ」とかいってその国の政府がその国の高い伝統品を売りにだしたら日本の国民はどの程度興味を持って購買してくれるのだろうか。

是枝監督が疑問を抱いた「日本の文化を!」を世界にどのように伝えたいのかは難しい課題のようだ。しかし今の政権がしているようなものでないことだけは私にだってわかる。

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by swissnews | 2015-10-26 05:42 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

日本語を学ぶ外国人が減少

私は今、日本語学修士を終わったスイス人女性に翻訳の仕事を頼んでいる。私が勤めていた大学が翻訳の為に払ってくれるお金はプロよりかなり低いが、翻訳の仕事を希望した者がけっこういた。

つまり、失業日本学卒業者がかなりいて、皆仕事を探している。幸い彼等は、日本語の一級を持っていても、ドイツ語はもとより、英語も、フランス語もできる。けれどせっかく日本語を何年も勉強してきてもそれを生かす職場が少なくなったと云うことだらしい。

それは日本語を必要とする市場が世界的に容赦なく減少していることを意味する。正確には勿論分からないが私が耳にする先進国欧州国についての話だ。

私がこちらへ来た43年前は、日本人というだけで、日本語が出来るから、始め多少下手な英語やドイツ語でもけっこう仕事があった。それだけ日本語の必要な文化、経済、政治、市場が多く、日本に魅力を感じ、スイス人若者も日本語学部は、アジアの国語科で一番希望者が多い人気の学部だった。20年前ぐらいから中国語希望者が多くなり、今ではアジア国語では、一番多い。韓国語も希望者が多くなったが、チューリッヒではなくスイスではフランス語圏、又ドイツに専門の学部が出来た。

他の国、イギリスなども、大学生の希望が少ないとすぐ学部は予算が減らされ、学部そのものがなくなると聞いた。現金なものなのだ。多分、他の先進国でも同じような傾向だろう。

計画性を持つ親は、子供に小さい時から中国語を習わせている。

日本国内にいたら分からないだろうが、観光客が増えただけで「日本は人気国」と考えるのはあまりにも単純だ。

チウーリッヒ大学の日本学部はまだその格式と名声を保っているし優秀で学生も十分いるのかもしれない。しかし、博士課程に進学を勧める教官も学生を励まさなければならない。学生は、将来の仕事を心配する。難しいものだ。

世界的に日本の魅力、日本語の需要が減少して市場が伸びていかない。それは日本本土の閉鎖的志向、経済停滞、が原因になっているのだろうか。それ以上に他のアジア国が魅力的になった。例えばベトナム語も人気が高くなっているようだ。

この状況を日本人は知リ、認めるべきだ。そしてどうしたらいいか考えるべきだろう。


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by swissnews | 2015-10-21 18:45 | 教育・宗教・人材 | Comments(0)

スイス軍の意義、再記載

スイスはもともと貧しいアルプスの国だった。だから、もしある勢力が兵士を求めていれば、それが故郷から遠く離れたところでも雇われていったいわゆる「傭兵」の国でもあった。1000人もの男性がはるか中央アジアの地で戦い、全滅に近い悲しい出来事を受け入れなけなければならなくなった町もある。それでも「傭兵」の受身的意識からだんだんスイスの国家が輪郭をなし自国のためにと云う意識にも変わっていったのだろうと思う。
日本での今「軍」の意識が高くなっているようなのでこの記事を再記載したい。
・・・・・・・・・・・・・

多くの日本人がスイスは永久中立国だから、強い軍隊があるのだろうと考えているようだ。


義務徴兵訓練があり、その後、自主希望による職業軍になる。

スイスの軍について探索が多かったので、20140316の記事をもう一度取り上げることにする。

************

ナショナリズムを抑制するためスイスの徴兵制度

最近日本のメディアでも、スイス懲兵制度についての国民投票結果が報じられたようなのでこの際、簡単に書いてみる。

日本では、スイスに徴兵制があり、中立国であり、国民投票があることは知られている。

18
歳以上のスイス男性は15週間の集中軍隊訓練(女子は自由希望)が義務化されていて、その後も34歳まで年間いくばくかの軍隊入りが規制されている。(事情のある者は社会奉仕に変えられる)

スイスは200年来独自の国防制度をしいてきた。800万人の人口に、15万人の軍隊は、他の欧州国特に北欧国に匹敵するほどで、年間5億円強(2012)の国費が組まれる。

最近、この伝統的な徴兵制を維持していくかどうかの国民投票があり、70%以上の圧倒的な多数で今後も継続されることになった。皆さんはきっとスイスが軍国主義の強いナショナリズムの台頭と受け取るかもしれない。

確かに保守的には違いないが、徴兵制を維持することにより、右翼的なナショナリズムを抑制し、多民族、多様職業教育者、多様な所得者を、「一体感」のあるスイス国民意識を高めていける長所があるという意見が、国民に承認されたことになる。

もし、職業軍隊が出来たら、きっと右よりの若者や、一般的に単純職業者、地方在住者が多く希望する可能性が強く、軍の高度な機能を低下させることになるという危惧がある。知識層がこの職業を避ける。スイスには日本のように防衛大学がなく高いリーダーシップを取るのも難しくなるという危惧だ。又そのような軍隊が力を加えて政治的な勢力を増すことを恐れている。

スイスは他民族の集まりで、若い時代に無差別の集団経験を得て交じり合い、知り合うことが大事だ。現役や将来の学者や医者、経営者、IT専門家、芸術家や、農家、肉屋、靴屋、さまざまな国民が同じ訓練を共にし、しかし同時に個人の得意な分野でスイスという他国語を持つ小さな国に貢献できるという合理性を良しとしている。

実際に闘争があった場合はしかし、この軍はあまりにも量的にふそくである。性能的機能力は高いと云う。外交戦にはあまり意味を持たないと国民は思っている。だから他国と摩擦がないように親睦や良好関係に工夫をしている。

結局、スイスの軍は、対外に対するシンボル的な意義と、もっと大事な内政的な意義が強い。今後は技術的な斬新な研究がすすんでいくと思える。時々、他国の援助に参加することもある。

軍隊が、国のナショナリズムを警戒するから成り立っているとは、他の国では理解できないかもしれないが


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by swissnews | 2015-10-18 20:12 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

日本国家はなぜ、海外の日本人死刑確定者に無策なのか。

マレーシア覚醒剤持込日本人女性に死刑の判決が確定したようだ。

それについての政府の所見は今まで私は読めないが、いつものように「沈黙」だろう。

最近、インドネシアで、数カ国外国人がやはり同じ罪状で死刑処刑された。

しかし、オーストラリア始め、すべての当事国の最高大統領、家族,国民が最後の最後まで「助命」「赦免」の叫びを送っていた。

死刑制度が自国にまだあっても無くても関係なく、国が訴え続ける。それが常識だ。

中国での外国人死刑者に対しても、当事国の外務省、最終的には国家最高首脳があらゆる手段を取って抗議し続ける。

自国の国民だからだ。

一般に、特にアメリカや欧州国では、海外で困難に巻き込まれた国民はどんな人でも最後まで国家が何かしてくれる。

日本は「諦め感」「切捨て」「自業自得」「死んでも仕方がない」「悪いことしたのだから」「自国でも死刑は絶対必要だから」「他国で迷惑かけたのだから」とか考えるのだろうか。

日本の国家はどの程度彼女のために戦ってくれたのか。

覚醒剤を持ちこんだ、(あるいは冤罪であるかもしれない。)だけで、他国で死刑にされることはあまりに切ない。

日本国内での自国民貧困者、一度罪を犯したものに対する政府や国民の「冷たさ」、「切り捨て平気」の気運が海外に住む私のようなものの所でも読み聞きするようになった。




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by swissnews | 2015-10-16 22:41 | 教育・宗教・人材 | Comments(0)

ユネスコも金で解決しようと脅す日本は、国際的信頼を失う

ユネスコ国際顧問委員会は世界記憶遺産に「南京大虐殺」を登録した。

日本の菅官房長官はこの登録は公平でないとか、政治を持ち込むべきでないとかを理由に「ユネスコに対して分担金を停止、あるいは削減する」事も含めて審議するそうだ。

「取り消さなければ、分担金を削るぞ!」と日本の政府が国連の一機関に対してメディアを通して表明したわけだ。そのようなことは世界にすぐ伝わる。日本は何でも「金」で物事を解決する国家だと言う事を改めて世界に発信したことになる。

日本政府は「会話外交」の代わりに「金権力」を突きつける。このような印象はもうずっと前からある。

もうかなり前になるが「麻生総理」時代だったと思う。欧州のどこかの国でG8が予定されていた直前のドイツ語圏の新聞記事を読んだ。日本の麻生総理の出発前の表明を先進国首脳達は首を長くして待っているのだと言う。

その理由は「日本の首脳は国際会議の直前に審議事項の援助金の額を声高々と発表するから、それを待て!」と云うのだ。

・・・・後で分かった事は、確かにその通り、麻生総理は出発前に「日本はOOOO億円の援助の用意がある」と発表した。・・・・・

新聞記事の内容は「いつものとおりになる。それ!日本がOO億ドルだと発表した。日本がこれぐらいならだからアメリカは大体OOO億ドルの前後だろうと見当をつける。そうすると小国の我々は(英、独、仏,伊、欧州、カナダなど)それぞれいくらぐらい援助をすべきか、OO億ドルプラス・マイナスの戦略を練ることが出来る。なるべく値切って少なくする。そのために2日ぐらい準備が出来るのですべての手を打つ。

最後に、会議と云うのはその額を交渉する議論をする為の場所なのに、つまり「値切りあい」をする場所なのに、なぜ日本は始めから発表し、それ以上プラスもマイナスも交渉拒否するのだろうか。それは交渉を嫌うか?。能力がないか?いずれにせよ他国にとっては「ありがたい日本国の発表だ。だから皆首を長くして待つ。・・とこのような内容だった。

安倍総理がウクライナにOOO億円を援助するとこちら欧州で発表した時も、ドイツのある新聞は、「よく聴け!日本の安倍首相がいくら援助する気か、大体OOOぐらいだろう。楽しみだ!」と言うような事を書いていた。

実際に日本の首相が外遊してそこで発表する事は「金の融資、援助の額」が主な内容になるようだから。

今回の「南京大虐殺」問題、定義の解釈溝についてはもう何年も前から分かっている事、まだ結論をつけないでいたことが「怠慢」以外のなにものではない。だぜ今まで解決してこなかったのか。ますます大きな問題になるだけだ。

国連の元大島大使が退官するとき「日本の地位が低下している。国連で勤務する日本人職員の数が減り続けている。政府は次時代の人材養成の予算をどんどん削っているからだ」、昔の事だから正確ではないがこのようなことを書いておられたのを覚えている。

ユネスコの事だって今更怒る事はないだろう。日本では英語教育など無駄だというような人さえいる。国際機関で勤務する人材なくして今時、国家を主張していくことなどできっこない。

すぐどこどこの「ロゴ」を大金かけて作ったりして喜んでいるいるより、もっと大事な事にお金を書けたら!

ユネスコを「カネ」で脅かすのがそんなにカッコいいか。



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by swissnews | 2015-10-13 04:18 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

そうだ、難民しよう!出来るかどうかやってみたら!

"「他人の金で、そうだ、難民しよう!」と他人がとった実写真をコピー漫画にして、世界に拡散した唖然とする無知さ、人権無視さに、日本人のモラルが疑問視される。


英国のジョナタン・ハイアムズ氏の写真(砂漠の難民キャンプを思われる殺伐とした背景に、女の子の精一杯、女の子の気品を保った(清潔なドレスに見える)可憐な花のように写った少女の写真が、世界に流れた。

日本人蓮見都志子と云う漫画家が、その写真を、コピー漫画にした。難民だから汚れきたないはずだという日本人の中世的な認識のもとに、わざわざ顔や服を乞食のように訂正した。そして、「難民はタダで食える。皆さん難民しようではないか」と世界に流した。

「そうだ、他人の知的財産を真似して漫画にしよう!」と実践した。彼女の言論の自由らしい。


ハイタム氏は怒り、フェースボックスに抗議の意をメディアで世界中に流した。

第一に、日本人は最近他国の創造した物をコピーするのが流行しているのか。想像力欠陥傾向だ。

第二に難民したかったら次の用意があるかどうか考えたら!

・・最悪の場合、国から国を数か月かけ徒歩で行く事にもなる。毎日30km歩ける体力あるか。それに堪える靴や靴下ちゃんと持ってる?。自分で疲れた足治療できる?。

・・テントなしで、着替えなしでそのまま野宿できる?。

・・3日くらい食料なし、水もないかもしれないで生き延びれる?

・・二度と故郷に戻れない覚悟で、10kgに自分の全財産をまとめられる?。

・・まったく知らない国や知らない人に、石を投げられても挫けず歩き続けられる?

・・赤子を抱っこしてやっぱり一日30km歩ける?

・・全財産を知らない人に託してボートにのれる?

・・英語で、難民申請できる?英語だめなら通訳もつくと思うけど。


彼等の多くは身内の誰かが、拷問、空爆、実戦で死に、大人も子供もトラウマに悩まされている。


難民したい方は、70年前、満州を徒歩で引き上げてきた同胞に実話を聞いてからにしたら!

「成りすまし難民」だとか言う心配は、よりによってファッショナブルに生きる日本人に言われる筋合いはない。難民は、貧乏人でも金持ちでも差別しないのが公平である。

こちらの専門家は経験があるから大体それを見破る事ぐらいできる。何ヶ国語も出来、言葉や習慣で質問すればすぐわかるのようだ。無法移住者はすぐ帰国させられる。(まあそれでも何度もくるようだが)

これ以上、他国の創造物をコピーしゆがめたり、難民を侮辱する事はやめて欲しいものだ。それに、日本はアメリカに従いイラク戦争に賛同した国だ。だから難民を受け入れるのが筋か通っている。

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by swissnews | 2015-10-08 17:44 | メディア・グローバリゼーション | Comments(0)

ノーベル賞受賞者と研究の分かりやすい説明

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日本の学者が2日続き受賞が決まった。素晴らしい素晴らしい事だ。後で読めばなるほと、当然、当たり前のことのように思える。

私の新聞には、受賞者の個人的な事は必要情報だけで、それより仕事のことがかなり分かりやすく説明してある。この説明を、近所のスイス人おばさんも理解できるのかもしれないが。(まあ私には難しく近いする気力もないが。)

「物理のカメレオン(現象)」「世界を幸せにしてくれた」という両記事のタイトルだ。

今日はまったく時間がないので、写真だけ載せる事にする。

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by swissnews | 2015-10-07 18:37 | 科学・技術・研究 | Comments(0)

ドイツ統一25周年記念日・涙を流した日を思い出す。

10月3日はドイツの統一の日であるが、その数日前からのベルリンの壁崩壊の一週間ほど、一連の緊張と歓喜の日々を、ドイツ人はおろか多くの欧州人が涙した思い出を持つ。

私は、1972年の秋に単身、西ドイツの都市から東ドイツを越え、西ベルリンに鉄道で渡り、素晴らしい「ベルリン動物園」を訪れその規模にたまげた。その晩、安いペンションで一泊して、次の朝、西ベルリンから東ヘベルリンの駅でコントロール(ワルシャワからの招待状を示し)を受け、壁を越え鉄道で一気に東ドイツを越え、ポーランドのワルシャワに下りた。

少し複雑だが、当時都市ベルリンは東ドイツの中に浮かぶ小島のようなものだった。さらにこのベルリンは西と東に壁で遮断されていた。つまり西ベルリンは東ドイツ、共産国に浮かぶちっちゃな特別な自治区でありまったく孤立していた。西ベルリン市民は、すべての公園や動物園の敷地にジャガイモ、野菜を植え、自給自足の生活に入った。解放された時は、あの時見たベルリン動物園の動物は数匹しか生き延びていなかったといわれる。それがショックだった。

しかし、最初は不足する医療品、石炭、食料、衣料などが空路で西ベルリンに送り込まれた。これがいわゆる「ベルリンの架け橋」といわれている。15か月もの間、アメリカの飛行機が3分刻みで、西ベルリンに物資を送り込んだ。西ベルリンの市民が「自由」を放棄しないようにあらゆることをした。その後陸路で物資が運ばれる事になったのだ。

彼等の「自由」に対する意識の強さは並々ならないものがある。

私はその後、4,5回はこの魅力的な都市ベルリンに訪れ、発展変化を見てきた。私の知るスイス人でベルリンに行った事がないい人はいないといってもよい。この都市を訪れる事はドイツ語圏に住むものの常識と言われる。

あの時の、あるいはその前の、その後のドイツが経験してきた事を知っているから、今回の難民問題も何とか対処していけるのではないかと思うのだ。

今日本で上映されていると云う、ドイツの映画、「顔のないヒットラーたち」是非見てください。案内は熊谷徹氏が、ハフィントンポストに記載してある。

・・・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・・




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by swissnews | 2015-10-05 02:40 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

日本の外務省は国民に難民に近づかないように喚起

欧州、特にドイツでの難民対策は限界にきたようにも見える。今でも毎日一万人以上やってくるからだ。割り当てられた難民の数が、受け入れる村の人口より、多い所だってあるようだ。次々新しい対策がスピーディで決定される。住民の不満も強くなる。

しかし、それでもありとあらゆる場所を難民の為に工夫をして対処している。使われていない大きな公共、あるいはプライベートの室内テニス場、使用されてない別荘を政府が無料あるいは借り賃を払い、急遽、ベットを持ち込み難民に与え、彼等に一日の最低生活費を与えている。そんな事があまり抵抗なしに出来、国の法律の名の下に強制でき、実行することが出来るのがすごい。

メルケル氏はきっとこれほどの難民が続々終わりなく押し寄せてくるとは考えていなかっただろう。しかし実際には毎日、今日もやってくる。その中の3割4割とも言われる単なる求職若者は手続きや決定を早くし、送りかえることが決まったようだ。それにしても大問題だ。

しかし、歴史的に見ても、陸続きの欧州では逃げてくる人を勇気をもってかくまったりして助け合ってきた。私がこちらに来てからも沢山目にして来た。スイスでは特にボスニア戦争による難民やスリランカ人、クルト人が沢山いた。スイス国民になった人も外国人のままでいる人も帰国した人もいる。

スイスでは、現在大きなお城や、由緒ある豪邸で、住人がいないところや、軍の地下防空室に、5万人収容できる準備が整っている。急遽な時に使われる予定だ。先のことは考えればよいし解決していく力を国民は持っていると考える。議論していける基礎があるからだ。

ドイツ人にしろスイス人にしろ確かに心の奥では将来的には打算があっても、とりあえずほっておけない人道的な問題として認識する。キリスト教徒的な考えかもしれない。

このようなことを聞くと多くの日本人には、その善意が「何のために、ありえない」すぐその打算的に報酬を考えてしまうだろう。そして「メルケル氏の終わりだ」とか考える人が多くいるだろう。

私個人は、彼女の党内で問題があるだろうし、地方政治にしわ寄せがくるだろう。しかしこんな事で躓くようなメルケル氏ではないと想定する。

日本の外務省では、難民と聞くと「乞食」「病人」というイメージが今でもあるのか、これが海外でも読める。

・・・・・「各国がシリア難民の受け入れを表明する中、日本の外務省Webに書かれている言葉。。。(´д`)
<注意喚起>
難民が多く集まる場所周辺には、不用意に近づかないようにしてください。」・・・・・・・・


日本は先進国と聞いたけどやっぱりこの程度なんだ。安倍首相の国連でのこの質問に対しての答えを聞けば「唖然」とするほど孤立している。

日本人だって、戦後、難民として満州大陸を徒歩で歩きわたり、自分の子供でさえ放棄しなければならなかった親が沢山いた。その時敵国だった中国人に助けられた日本人だっていたのだ。そんな事はすっかり忘れてしまったのか。

日本人の中には「自分の家族」だけ、日本人にでさえ「他人には看護さえも拒否する」潔癖感がある。「外のもの」はつまり、「バクテリア」的な嫌悪感を抱く人が多い。

それなのに「オリンピック」とか他国のお客を「もてなし」「よい顔」をしたいのだ。

国際的な重要な問題には日本は「蚊帳の外」で他の先進国は誰も「日本の意見」を聞く必要がないと思われてくる傾向になっていくだろう。



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by swissnews | 2015-10-03 16:52 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

スイスのメディアで見聞きした "JAPAN" をお伝えします


by スイスで聞く「日本」

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