スイス内閣新年写真・世界は広い「オンリーワン」になるには? 

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・・・乗客が読んでいるのは、多分、朝刊(20分)か夕刊(Blick)の無料新聞です。世界の出来事が、表面的でも10分で大雑把に分かる。・・・

この電車は、チューリッヒ市とウィンターツール市(同州の第二都市)を結ぶ近郊快速通勤電車、2等車で、ノンストップで15分しかかかりませんが、その市を通過し次の州にもつながっています。この混みようは、やはりラッシュアワーにちかいと思われます。・・・・・・このように満席になるのは、朝夕通勤時、天気のよい週末同じ夕方時間に都市に帰る人で混雑するとき。それでも大抵座れる。40年間国内に行くとき席を予約した事ないが、普通時間は私はいつも4席一人で占領できるので楽しいのです。自転車も一緒に乗れる車両が必ずある・・・・・

近郊の電車は、ですからみな二階建てになってます。うっかりラッシュアワーに紛れ込んでも、10分以上立っていたことはありません。(空席を探すのが面倒なだけ)

今、問題は、ベルン市とチューリッヒ市間1時間の通勤ラッシュアワー時に席が足りないということです。これから仕事をしにいくというのに、(あるいは一日中仕事した後)、ゆっくりリラックスして座る席がないことはとんでもないと言う苦情です。(国の発展に貢献しているのだから)これは社会的な欠点と考えるようです。それに長距離通勤はどうしてもPCが離せないので座ることが条件になります。前にも書いたがスイスの勤労状態は密で厳しい。

スイスの鉄道はしかし日本の地下鉄の時間表のように数学的にはもう一秒も余裕がないほどびっしりで、ホームの長さも限界です。ですから、将来ここ遠距離都市間電車も2階建てになるようです。現在、就業時間をずらす会社もでてきてます。

住宅難で、遠距離(ここでは1時間程度の事を言う)通勤が強いられることが増えてきたのです。

皆さん、私が言いたい事は国民がモット良い人間的な要求をしていかない限り、政治は動いていかないと言う事です。常に声を上げることが、不可能を可能にするのです。

スイスでは、一般国民は、例えば原発は 「嫌だ!」と言うだけでいいのです。専門家ではないので代案など考えなくてもいいのです。問題を解くのは学者や政治家の仕事です。勿論、市民は皆解決方法の情報を得ますし、議論しますが、はじめから悲観的ではありません。だから政治家も、学者も常にモット高まっていきます。最終的に困難な問題点を国民に伝えてくれるでしょうが。(原発反対運動に対して、坂本龍一氏のインタビューはまったくこのような当たり前のことをことを分かりやすく言っていたようです。それが理解できない国民が多かったことに驚きました。つまり、原発反対者は代案を提示しない限り無意味だと言うコメントの説が大多数を占めていた事。)

イラク戦争勃発のときでも、われわれは素人で、阻止させる解決法はなかったけれど、ヨーロッパは何百万人の人が反対デモをしました。それだけでも意義はあったと思います。

この鉄道にしたって、満員立ち通勤を当たり前と受け入れれば発展はありません。

ちょっとテーマは外れますが、主張するためには他国をしろことが必要かと思います。

オランダや、デンマークに行くと素晴らしいデザインがあふれています。部屋のコンセントひとつにしても、日常のあちこちに楽しいものがあります。国そのものが御伽噺のようでもあります。

スエーデンに行くと、国民の体が大きいせいか、一人一人のスペースが広く、スイスの一等車がここでは二等車のような感じになります。

イギリスに行くとその伝統と、文化に圧倒されます。イギリスからスイスに住み着いた日本人はよく、スイスの人種偏見を批判します。それだけイギリスは偏見のない国だということです。・・・その代わり、イギリスに比べスイスの郵便、交通事情の安定や正確さには驚くのだが・・・・

・昨日10日は、ロンドン地下鉄開業150年記念日でした。同じ150年前、日本はどんな時代でしたでしょうか。他国のいいところもモット知ろう。パリのエッフェル塔なども、創造力、根気、科学の発展、驚くべきことがあります。


他国へ行けば、スイスは田舎者と言う事がよく分かります。だから、向上心が出来るのです。モット便利なもの、面白いもの、美しいものがアルと知り、勉強できます。現状を当たり前と思い過ぎないようにすることですね。しかし、スイスには他国にない「オンリースイス」も発見できるのです。

どんな分野でも「上には上がある」ことを知る事、それをチャンスにする力があることが大事かなと思います。
それで、同じことで「上」になる、ナンバーワンを争ってもだめで、他国を知り、違う強さを生かしていける「オンリーワン」になることですね。あまりにも条件がまちまちなのだから。

そして「オンリーワン」同士を認めることが良い事かとそれしかない。
それだから、「下には下がある」と言う認識も成り立ち、欧州人は一般に昔の植民地時代の反省もかねて、後進国の援助も多くできるようです。

日本の「オンリー日本」はたくさんあっても、排他的な「オンリー日本」は悲しくなります。

チューリッヒ  扶美

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by swissnews | 2013-01-05 15:15 | 観光・交通・運輸 | Comments(0)

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