石破幹事長・日本独自の「テロ」認識・他の先進国では理解できない。

「日本だけに慣用される「テロ」という言葉・海外では分からない」

日本人はまったく、それこそ「テロル」から程遠い国なのに、面白がって、あるいは本気で、何でも「テロ」とか言ってしまう。それほど平和で特殊な離れ島のことなのだろう。

山本太郎議員が、天皇陛下に手紙を渡したことについて、BBCがある日本人にインタビューをした時、この日本人は「これはテロ行為だ」と、(正確には又読みだから違うかもしれないが)言ったということだ。そのコメントは裏で「クスクス笑われた」と言うことが付いていた。私だって笑ってしまう。苦笑いだが。

長い間欧州に滞在していると、BBCなんかほとんど見なくても、この日本人はこのような発言しそうだということで、BBCに引っ掛けられてインタビュウーに選ばれたのではないかと皮肉に考えてしまうもんだ。

自民党の石破幹事長が、ご自分のブログで「特別機密保護法絶対阻止!」と叫ぶことは、「テロ行為」と本質に何も代わらないように思うと書いたようですね。

「民主主義」とか「テロ行為」とか「デモ」とか日本人、特に、影響力のある政治家がこのように発言すると何か「どうなっているのか」と思ってしまう。

この政治家の言葉や事態の把握が正当化されると、それこそ、フランス革命後半の「恐怖体制」のテロ時代そのももになるのではないかと本気で心配になる。

もしデモや大声がテロ行為なら、今、後ろのテレビニュースね見ているウクライナの血だらけの市民デモ、ギリシャやエジプト, タイの大声デモ、世界中、毎日「テロ」だらけだ。

本当のテロなんかそれではなんと呼ぶのか。

現代の日本人は言語の自由を主張したために、逮捕されたり、拷問など受けたことのない幸せな数少ない国民だ。その幸せな自覚もあまりない。

日本の「特別機密保護法」についてはもう大分前から、NZZ新聞などで大きく取り上げられていた。いくつかの他の新聞でもかなり否定的で危惧的だった。

皆さん、「平和ボケ」とかは私が言い出した言葉ではない。しかし、このままだったら欧州の人だってこの言葉の意味を「なるほど、それはあたっている」と、言う事になるだろう。




チューリッヒ  扶美



by swissnews | 2013-12-01 02:58 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

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