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憲法9条がノーベル平和賞候補に!万歳!

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昨年からこの運動について時々記事で読んでいたので、期待していた。

候補者として認定されたこと、又それを公表することだけで、世界の貢献になる。世界各国の国民が、少しの間でも平和について考え、自国や他国の候補者に賛成でも反対でも議論したりできるから、それだけでも有意義だ。

この発想を生み出した女性は、主婦だと読んだが彼女こそ天才的な学者だと思う。正に「コロンブスの卵」にの良い例になる。まったくゼロからはじめた素晴らしいアイディアだ。

将来日本国民、皆、彼女とそれを評価して推し進めてきた実行委員会にお礼を言わなくてはならない時がくるかもしれない。

もし、日本がどんな些細な事でも戦闘に挑発していけば、一世紀に2回も、隣国に侵略戦争を仕掛けた国家として、もう世界の中ではまったく放り投げられるだろう。防衛と攻撃は非常に裏腹で、防衛のためだったと日本が判断しても、微妙で最終的には国際的に判断される。言語の挑戦も挑戦と判断されるかも知れない。日本が主張しても認められないことがある。だから日本はどの国のためにも戦争をしないのだと世界中に認識させておかなければならない。そうすると攻撃もされない。

「憲法9条」はつまり日本の「お守り」「切り札」とも云え、このような憲法のある国へ仕掛けてくる国はすぐ国際的に非難される。

日本は、2度と戦争をしないと世界に誓っているわけだし、現在、仮釈放的な立場だといえる。戦争放棄をしているのが偉いのではなく、それしか生き延びていく道はなかったし、9条のおかげで安心して経済や文化、教育に集中してこられた。そして発展して来れた。

私は、欧州にもう40年以上も住んでいる。ここからは世界がよく見渡せ、他の大陸で残酷な戦いが尽きないことがよく見える。テレビでそんな映像を見ていると、日本の安全が「この9条」のおかげだと胸をなでおろすこともできる。また、今、女性として、学校へ行けたこと、結婚も自分で決めることが出来、どこにでも移動できること事態が、むしろ世界的に見れば特権なのだとありがたく思う事だって良くある。

世界の大物は直接自国本土で戦争をしない。アメリカ、旧ソ連、現ロシア、中国など、他国を守るという名目で代理戦争に参加させる。小競り合いをする小国は、大国の前線で戦い、楯になり一番被害を被る。日本は大国でなく、単なるひとつの都合の良い小国に過ぎない。楯になり、一番被害を被り、再起できない運命になることは素人でも分かる。利益になることは何なのだろう。

欧州に住めば危機に対して準備があるかどうかつい日本と比べてしまう。(地震に対しては極端に弱いことはすぐ分かるが。)

こちらでいつも良いなと思うことは、広場がたくさんあり多様に活用できることだ。道路が広い。人材物資の移動力がある。河川輸送力もある。ヘリコプターや鉄道が多い。大型の機械がある。日本は原発事故の後いくつか大機械を欧州から借り入れた。日本では除雪車だって豊富ではなく、自然の災害と戦っていくので手一杯になると聞く。原発後の瓦礫の後始末さえまだ完了していないとも聞く。

こちらは、森林自然が多い。電力システムが同じ隣国同士助けられる。アフリカその他の大陸にコネクションがある。人材が広がり世界中で活躍している。アメリカやロシア、中国と何とか外交していける力がある。世界の大事な事は欧州連合の意見なしには決められない。

又、中国や韓国の世界における人材・外交・影響力を日本人は過小評価している感がある。

ますます、日本は孤立しているという実感が強くなる。しかし、今までのように他国を挑戦しないで平和に発展していけば、賢い国家として特殊な地位を得ていけるだろうと思う。

私は何度も成人大学で、アジアの歴史の講義を聞きに行った。時には世界の推定される核武器の数、戦闘機、戦艦の数、原油の必要量その他の情報についての講義もあった。中国の戦力は現代化され予想以上進化していると推定される。戦略的なことは理解できないことが多かったが、分かった事は日本は絶対勝ち目がないということだけだった。無論アメリカ次第だが。

確かに日本は、大きな軍艦や強い空軍を持ってる。しかし船は図体が大きくても原油が必要だ。早さも無い。核の潜水艦も無い。戦闘機も自国で製造できない。中国は大きな大陸で昔のように生き延びていける。日本は島国で持久力はあっても限界はすぐ来る。長期の小競り合い戦闘で、日本は失うものは大きくても得るものは無い。アメリカにありがとうと言われても、もう立ち上がれなくなっているのでは。

日本は平和主義を継続していくべきで、発展いためには、隣国が必要だ。だから隣国との和解しかない。

日本人と韓国人は大きな眼で見ればよく似た兄弟のような気質や習慣があると、こちらの人はよく言う。確かにそうだと思い当たることがたくさんある。賢い、感情的だ、見栄っ張り、面子にこだわる、色白が好き、男尊女卑、緻密技能に優れる、などなど・・・・それは、他国の者が、オーストリア人とスイス人が兄弟のように似てるといわれると、当事国民はびっくりしてすぐそれぞれ否定することと似ている。絶対似てない、正反対だから比較しないでくれと言い張る。でも何かの時には助け合う。

話しは少しずれたが、この際「憲法9条を守る会」を守らなければならない。そのためには今のうちに、世界中に「ノーベル平和賞候補」である事を誇りを持って広めていく事だ。

素晴らしい快挙だ。おめでとうございました。これからも頑張れ!

fm








by swissnews | 2014-04-15 04:00 | 政治・経済・歴史 | Comments(0)

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