ケルンのカーニバルに見る大胆な皮肉やユーモアを育てていく伝統

冬を追い払い春の始まりを祝うカーニバルが欧州のいたるところで始まった。スイスでもファスナハトが始まり大盛況のようだ。

今日、ドイツ、ケルン市の恒例ローゼモンタークのカーニバルの実況放送があり、いつもの番組がなくなった。少し観ていて面白い事に気がついた。

この熱狂的なお祭りは、どうやら近況のヂュッデルドルフ市とかいろいろな所から参加しているようだ。大型作品を載せてゆっくり行進するのだが、このカーニバルの参加作品は政治を大胆に皮肉ったものだ。

今年は、トランプが多かったという。私が見ただけで5つぐらいあった。例えば、アメリカのシンボルである自由の女神を後ろから性行為しているトランプ、プーチンの前で自由の女神の脚の間に手を突っ込んでいるトランプ、像の鼻をしたトランプなど。

又、トルコのエアドガン大統領が牢屋にいっぱいの何かを引っ張って運転している恐ろしい姿もあった。

自国の政治家の作品は毎年たくさんある。メルケル首相は毎年出る。今年はひっくり返ったてんとう虫になり、今のところ彼女より人気の出てきたシュルツ氏が、蜂になり、彼女を刺すという想定か。その他各党主などのを辛らつな皮肉な状況に陥れた状況が披露される。

この行列を見ている市民の中に当然子供もたくさんいる。

解説者の話によると、親はあらかじめこのような、セクハラ、いじめなどの極端な皮肉やユーモアについて子供達に説明されていると言うことだ。しかし、今年のトランプの強姦像なんか限界だとも言っていたが、その人形の馬鹿らしい顔の表情を見たら子供だって笑ってしまうだろう。

こうして小さいときから、これは皮肉と言うもの、これはユーモアと言うものと教わっていく。

しかし、そのような作り物は全体の底抜けに明るい民族衣装の華やかなさに混じっているから、重苦しさはなくなる。

ユーモアが育たないと、トランプのようになりやすい。

写真は、Bilder zu, Köln, Rosenmontag,2017,


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by swissnews | 2017-02-28 03:45 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

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