小林麻央さんの死と大麻合法先進国との生き方の違い。

最近日本では、小林麻央さんという方が34歳の若さで乳がんで亡くなったというニュースで、がんと戦う姿が話題になっているようだ。

それで思い出したのだが、日本の「末期がん患者が最後にすがった大麻は違法か?」という問題だ。

私の周りにも、スイス人、日本人の知人が癌で亡くなったとか、克服したとか身近な話題になってきた。

スイスも他の先進国と同じように大麻が合法になっていて、個人使用量だけは自分で栽培も許されるようになるだろう。(もうなったかもしれない)。だから、医療には当然医師の判断で投薬される。

私の近い友人が10年前、乳がんで63歳でなくなったときは、その一年前の初めの集中治療が終わって、仕事に復帰していた。さらに日本の故郷の近くに数か月仕事を移し、その後またスイスに帰って仕事継続していた。(日本に帰ったのは最後にこっそり故郷を見たかったのだったということが後でわかった。)家族子供と孫ともまったく普通に生活していた。真っ黒い髪の毛のつやがなくなっても朗らかに見えた。(これは大麻のせいだといった人がいたがいたが本当かどうかはわからない)最後は、一週間だけ入院で、ほぼ痛みなしに亡くなった。

やはり乳がんで亡くなったスイス人のダンサーとは一緒に仕事したり、競争相手でもあった。彼女とは現役で仕事しなくなってからも会議やイベントで良く出会った。突然、招待状が届き、ライン川くだりの船を貸しきり誕生日祝いをするということだった。誕生日祝いはあまり好きではないので、行けないと返事した。すぐに他のダンス仲間から電話があり彼女はもう2か月も持たない。最後のお別れでぜひ来ててほしいというのであった。また議論すること楽しみにしてるとかいわれた。ショックだったが行くことにした。高年のダンス仲間や新人たちに会え、遠足のような華やかな誕生日(実際は誕生日でなかった)で、彼女の歯は、かなりは損傷していて、声が変わったようになっていたが、(彼女は乳がん以外にも数年来何度も手術をしていたことがわかった)それでも皆を捕まえてはそれぞれ議論を吹っかけていた。彼女は独身であって、ダンスが中心の人生であった。その後一月で自宅で亡くなった。

肺がんが判明したとき私の日本人友達82歳はもう41,2kg もなかった。しばらくは科学治療を試みたが副作用が苦しく、他の方法を考えるということであった。ご主人も病弱だから彼女はがんばった。半年ぐらいはよく連絡しあった。しかしその後、
私もちょうど心臓手術で連絡しにくくなった。偶然にマーケットで彼女を見かけたが彼女はさらに半分ぐらいの体重しかないように見えた。しかしいつものように買い物していた。私は、退院してリハビリに行く途中であったし日常生活も苦しい実験的な生活していたので声かけづに、久しぶりにはがきを出した。数か月後、彼女の家族から死亡の知らせがきたが驚いたことには死亡したのは二人であった。ご主人が亡くなり、一日後に彼女が長い闘病生活を終えた。(こちらでは闘病生活はベットで寝付くことではない)葬式はなく、2日月後、和やかな食事会に招待された。

癌とはいろいろな戦い方があるし、人それぞれだ。しかし、「痛みと戦い、歯を食いしばって我慢をする」とか昔聞いた日本の戦い方とスイスでは違うといえる。

・・痛みは大麻やその他が使われ、当然保険が全額出る。もし、最悪の場合痛みが超えられなければ、積極的自殺、安楽死もある。

・・がんの診断が下されてからの生き方は、積極的になり、したいことができるように身内全員が協力することが多くなった。あるいは他人には知らせない。普通に交際してほしいから。

・・日本のように病人、病人らしくなく、こちらでは誰が見ても普通生活してるようにいられるのは大麻が早くから使用できるからだ。容姿が変わっていてもこちらでは直接そのこと話題にしないのが礼儀だから、想像するに任せる。私も一時7kg体重を落としたことあったが、出会った知り合いは心配そうにしてもプライベートなことは私が言い出さない限り聞かない。

・・日本はまだ「大麻取締法」とかある。「他人が少しでも幸せに楽な思いをすることを不公平だと反対する」人が多いようだ。大麻合法して、「気持ち良い思いをして乱用されることを心配するあまり、本当の必要性のある国民の幸せを許せない」

こちらも悪用は後を絶たない。しかし法が裁いてくれる。それより、自分のペットや身内を苦しませたくないという気持ちのほうが強く優先されるのだ。

大麻医療使用の国際表をいつだったか見たことがあるが、他の先進国に比べると日本は驚くほど少なく、「苦しみのは仕方ない」ことになっているのか。

また「透折患者」が日本がダントツに多いのは「生体移植医学治療」が圧倒的に遅れているからである。

ぜひ、国際的な比較表を見てください。国民人権、生活、命の権利があるのをそれを自覚することからはじめ、国の現状を直視することが良いと思います。


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by swissnews | 2017-06-28 16:12 | 社会・福祉・医療 | Comments(0)

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