日野浩正の「ビンタは日本の文化」「命を張って教えないと・・・・」こちらではすぐ逮捕。
有名なジャズ奏者、日野浩正氏が、多くの観衆の前で若い奏者を「愛の鞭」とか、「自分の息子のような関係だから」と言う自称正当な理由の元に、多くの観衆の前で、若い奏者の髪の毛を引っ張り往復ビンタを張ったと言う。その映像が何度もメディアで繰り返されていると言う。私は見ていないが。
もしこの公演が、欧州であったら、舞台でビンタされるのを観たら少なくとも30%の観客は席を立って出て行くだろう。あるいは50%。誰かが警察を呼んで、日野さんが逮捕されるだろう。被害者か訴えを放棄したら釈放されるかもしれないが。暴力は犯罪だから。
それに、芸術を観に来たのに、内輪の醜いトラブル暴力で中止され、不愉快な思いをしたといって入場料返還を求める人だって出てくるだろう。誰も、この行為の説明なんか聞く必要はないと思うだろう。いくら日本の文化だと言っても自分の目で見たものは自分で判断する。論議は無駄。はっきりしている。コンサートを汚された事実だけがある。
私の覚えている言葉に「地震、雷、火事、親父」と言うのがある。自然災害はどこでもあるから仕方がない。しかし、日本の「親父」の恐ろしさ(自分の父ではないが)が心の芯から恐怖を抱いたことがある。
小学校のころ女友達とちょっとした禁止のところへ行った。友達の父親が追ってきて、自分の娘の髪の毛をつかみ振り回し、土下座して誤る友達を足蹴りし、ここでは書けないような言葉でけなした。私の父は村で知名度があったので何もしかられなかった。しかし彼女は二度と私と話してくれなかった。私は叱られなかったが友達を失った。そのときの彼女への同情はしかし、一生忘れられないものとなった。
「愛の鞭」とかいって精神的、身体的に驚かす大人の男性、一方的に「お前!」とか言う人がいたらすぐにおびえてしまう。それも、後で分かったが教養がありそうなやさしそうな人が突然、野獣のようになる。
ヨーロッパの男性の暴力は多くがアルコールによるもので、自分の弱さにあり、性犯罪も非常に多い。野獣のようなことには日本と変わりない。暴力も大型だ。悲劇はそこが深い。
違うことは日本では堂々と「日本の文化・愛の鞭だ」(だれがきめたの?)言い、教育の一部とか、身内ならいいとか言って国民も認めることだ。夕刊フジによると「命を張って教えないと・・・」(誰の命を張るの?大人、無力な中学生?)と言う公立の学校長から感謝の言葉が届いたと言う。
欧州でも「愛の鞭」が最近まであった。鞭うちそのものが学校や家庭で慣用されていた。法的に禁止になり(そうでないところもアル)、今では落ちぶれた貴族、特殊団体のような家族、貧乏、無教養な低層家族しか見られない。
日本は、「芸を極める」とか言う、伝統的、あるいは近代、現代の芸術界の裏社会で、「愛の鞭」が公然と認められていると聞く。
20年以上も昔、チューリッヒで日本の有名な劇団が公演にやってきた。何人かの知人がアルバイトでホテルや劇場で世話をした。彼らの話では「言葉の意味は分からないが、チーフのものすごい威嚇と叱咤で、下の劇団員は床にひれ伏していていて、とても見ていられなかった」と後で私に知らしてくれた。舞台芸術は軍隊的だったということ。
このように、日本人の「親父男」から、「お前!」とか「こいつ!」とか呼ばれたいやだったことが、日本の思い出として今でもある。
しかし、何度も繰り返し報道するメディアは「人権侵害」の罪にはならないのか。野次馬根性。
スイス紙に前に出た記事を要約・日本の体罰が高校生を自殺に追い込んだ。
・・・・・・・・・・こちら・・・・・・
欧州メディアでは時々、日本の、過労死コロシ、とか、生徒の自殺、体罰、について大型の記事が乗る。
もしこの公演が、欧州であったら、舞台でビンタされるのを観たら少なくとも30%の観客は席を立って出て行くだろう。あるいは50%。誰かが警察を呼んで、日野さんが逮捕されるだろう。被害者か訴えを放棄したら釈放されるかもしれないが。暴力は犯罪だから。
それに、芸術を観に来たのに、内輪の醜いトラブル暴力で中止され、不愉快な思いをしたといって入場料返還を求める人だって出てくるだろう。誰も、この行為の説明なんか聞く必要はないと思うだろう。いくら日本の文化だと言っても自分の目で見たものは自分で判断する。論議は無駄。はっきりしている。コンサートを汚された事実だけがある。
私の覚えている言葉に「地震、雷、火事、親父」と言うのがある。自然災害はどこでもあるから仕方がない。しかし、日本の「親父」の恐ろしさ(自分の父ではないが)が心の芯から恐怖を抱いたことがある。
小学校のころ女友達とちょっとした禁止のところへ行った。友達の父親が追ってきて、自分の娘の髪の毛をつかみ振り回し、土下座して誤る友達を足蹴りし、ここでは書けないような言葉でけなした。私の父は村で知名度があったので何もしかられなかった。しかし彼女は二度と私と話してくれなかった。私は叱られなかったが友達を失った。そのときの彼女への同情はしかし、一生忘れられないものとなった。
「愛の鞭」とかいって精神的、身体的に驚かす大人の男性、一方的に「お前!」とか言う人がいたらすぐにおびえてしまう。それも、後で分かったが教養がありそうなやさしそうな人が突然、野獣のようになる。
ヨーロッパの男性の暴力は多くがアルコールによるもので、自分の弱さにあり、性犯罪も非常に多い。野獣のようなことには日本と変わりない。暴力も大型だ。悲劇はそこが深い。
違うことは日本では堂々と「日本の文化・愛の鞭だ」(だれがきめたの?)言い、教育の一部とか、身内ならいいとか言って国民も認めることだ。夕刊フジによると「命を張って教えないと・・・」(誰の命を張るの?大人、無力な中学生?)と言う公立の学校長から感謝の言葉が届いたと言う。
欧州でも「愛の鞭」が最近まであった。鞭うちそのものが学校や家庭で慣用されていた。法的に禁止になり(そうでないところもアル)、今では落ちぶれた貴族、特殊団体のような家族、貧乏、無教養な低層家族しか見られない。
日本は、「芸を極める」とか言う、伝統的、あるいは近代、現代の芸術界の裏社会で、「愛の鞭」が公然と認められていると聞く。
20年以上も昔、チューリッヒで日本の有名な劇団が公演にやってきた。何人かの知人がアルバイトでホテルや劇場で世話をした。彼らの話では「言葉の意味は分からないが、チーフのものすごい威嚇と叱咤で、下の劇団員は床にひれ伏していていて、とても見ていられなかった」と後で私に知らしてくれた。舞台芸術は軍隊的だったということ。
このように、日本人の「親父男」から、「お前!」とか「こいつ!」とか呼ばれたいやだったことが、日本の思い出として今でもある。
しかし、何度も繰り返し報道するメディアは「人権侵害」の罪にはならないのか。野次馬根性。
スイス紙に前に出た記事を要約・日本の体罰が高校生を自殺に追い込んだ。
・・・・・・・・・・こちら・・・・・・
欧州メディアでは時々、日本の、過労死コロシ、とか、生徒の自殺、体罰、について大型の記事が乗る。
by swissnews
| 2017-09-02 16:32
| 教育・宗教・人材
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スイスのメディアで見聞きした "JAPAN" をお伝えします
by スイスで聞く「日本」
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