豪104歳、自分の人生を終えるためスイスに来た。
昨日の、スイス、ドイツテレビニュースで豪州104歳の男性が車椅子に乗ってスイスの記者会見に臨んだ様子が報道された。世界中のメディアを集めた記者会見には、スイスの積極的自殺補助の係りの者や友人がそばにいた模様。
彼は、今日、バーゼルのこの種の団体の助けで、死を決行する事にはまったく変更はないといった。
彼のメッセージ・・・・50,60歳を過ぎた人は誰でもどのように自分の人生を終えたいか、自分で決定する権利があるべきだ。自分の人生の質や価値は自分で決める。自分の故郷オーストラリアで死にたかった。しかし、政府は認めてくれなかったので、スイスにやってきた。世界のメディアに知ってもらいたい。
オーストラリアでも10年以内には私のように考える人にもチャンスがあり自国で死を迎えることができるようになればよい。
息子と別れを告げてきた。(息子さんももう80歳過ぎの老人か。二人が顔をつき合わせ別れを告げる写真が出た)
彼はものすごくエネルギッシュな明瞭な声で記者に答え、最後に、ベートーベンの第9を歌った。
後で、このスイス20分新聞のディギタルの映像をみた。記事は、スイスが世界の「死のベット」と言う悪いイメージをおうのではないかという意見に対する答えと議論を書いてある。
・
************
追加情報・・・オーストラリアでは、安楽死補助法はあるが不治の病があり、死期が6か月以内のものしか安楽死が認められない。彼は特に病気はないので豪州の規約にはあわない。それでスイスに来た。(特に病気はなくても、いつも病院で牢獄のような時間を送ることが多い。)
私個人の安心。・・・スイスの積極的自殺援助について、前に書いた記事。私は、とても幸せだ。将来、痛くて苦しい時期が来たら私もこのように、多分住み慣れた自分の部屋でこの作業をしてくれる団体を探せるから。それまではがんばれっると言う希望がある。家族にも時折話している。
前に書いた記事・・・生きたい人には生きる尊厳を、尊厳死希望者にはその願いを!
・・・・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・
スイスでは、だからなお更、生きたい人に対する尊厳を獲得するのにこだわる。出産、教育、葬儀タダ。社会福祉、など。人生にかなり満足度がある。
だから、このように「安楽死をしたい人はしたっていいんでしょう」と言う肯定的な考えができてくる。
************
今日、予定していたようにこの104歳の学者は、ベートンベンの第9を聞きながら、同伴していた孫たちに見送られ他界したとの事。
合唱。
彼は、今日、バーゼルのこの種の団体の助けで、死を決行する事にはまったく変更はないといった。
彼のメッセージ・・・・50,60歳を過ぎた人は誰でもどのように自分の人生を終えたいか、自分で決定する権利があるべきだ。自分の人生の質や価値は自分で決める。自分の故郷オーストラリアで死にたかった。しかし、政府は認めてくれなかったので、スイスにやってきた。世界のメディアに知ってもらいたい。
オーストラリアでも10年以内には私のように考える人にもチャンスがあり自国で死を迎えることができるようになればよい。
息子と別れを告げてきた。(息子さんももう80歳過ぎの老人か。二人が顔をつき合わせ別れを告げる写真が出た)
彼はものすごくエネルギッシュな明瞭な声で記者に答え、最後に、ベートーベンの第9を歌った。
後で、このスイス20分新聞のディギタルの映像をみた。記事は、スイスが世界の「死のベット」と言う悪いイメージをおうのではないかという意見に対する答えと議論を書いてある。
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追加情報・・・オーストラリアでは、安楽死補助法はあるが不治の病があり、死期が6か月以内のものしか安楽死が認められない。彼は特に病気はないので豪州の規約にはあわない。それでスイスに来た。(特に病気はなくても、いつも病院で牢獄のような時間を送ることが多い。)
私個人の安心。・・・スイスの積極的自殺援助について、前に書いた記事。私は、とても幸せだ。将来、痛くて苦しい時期が来たら私もこのように、多分住み慣れた自分の部屋でこの作業をしてくれる団体を探せるから。それまではがんばれっると言う希望がある。家族にも時折話している。
前に書いた記事・・・生きたい人には生きる尊厳を、尊厳死希望者にはその願いを!
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スイスでは、だからなお更、生きたい人に対する尊厳を獲得するのにこだわる。出産、教育、葬儀タダ。社会福祉、など。人生にかなり満足度がある。
だから、このように「安楽死をしたい人はしたっていいんでしょう」と言う肯定的な考えができてくる。
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今日、予定していたようにこの104歳の学者は、ベートンベンの第9を聞きながら、同伴していた孫たちに見送られ他界したとの事。
合唱。
by swissnews
| 2018-05-10 15:55
| 社会・福祉・医療
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スイスのメディアで見聞きした "JAPAN" をお伝えします
by スイスで聞く「日本」
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