バイリンガルの子供に日本語を継承させるため頑張るチューリッヒ在住日本人親たち
海外に住む日本人が30年で2倍になったと読んだ。
スイスに住む、特に日本人女性が多くなり、バイリンガルの子供(ハーフの子供が多い)を日本語学校に送ることになる。
チューリッヒ郊外に大きな全日校と補習校(土曜日だけ)があり、教育熱心な親は子供を励まし通学してくる。並々ならない努力が必要だ。補習校は日本の文部省で決められた教科書で、たった一日通学で全部の漢字、日本と同じレベルに達しなければならないと聞いた。毎日漢字の練習で、親が根気ないと子供も意欲失う。
スイスの地元の学校で小学校でも、2国語、中学、高校ではさらに2ケ国3ケ国語出来る、だからその他に日本語、日本人のようなレベルにするにはどんな強いモチベーションと勤勉が必要か。ドイツ語圏地方からも毎土曜日1時間もかけてやってくる家族もある。
春香クリスチーンもこの学校に通って日本語を勉強していた。だから4ケ国語、ラテン語もできる。
その他に、10年前からか、チューリッヒ市内に州が後援している外国人子供教育のため継承語教室が20ケ国以上ある。例えば、フランス、イタリア、スペイン、中国、ポルトガル、韓国語とか…の教室)地元の教室を借りている。
日本語希望の生徒数が増えて、今では100人以上の子供が水曜日の午後ここにやってくる。日本の文部省のレベルではなく、継承語としてだ。
私の孫が幼稚園に入り、日常20%ぐらいしか使ってない日本語を少しでも聞きなれるためにこの午後入園することになった。
そこに子供たちを連れてくるすさまじく忙しい頼もしい日本人母親たちと知り合うことになった。
幼稚園は2クラス20人の前半と後半に分かれ、年長、年中が混合で約40人だ。地元の幼稚園校舎を破損しないように借りる。
地元の学校は水曜日午後休みだから可能になる。
日本人母親たちは、午前中地元の幼稚園(スイスドイツ語)や小学校(ドイツ語)に通学して帰ってきた子供にいそいで昼食を食べさせ、この日本語教室に駆けつける。門戸が5分前に開く。幼稚園児が中に入る。親と兄弟は見送る。半数以上の母親はすぐに上の小学生の子供の手を引っ張るように、2ブロック離れた小学校の借り教室に向かう。
母親たちは、買い物、おしゃべり、一人を楽しみ、それぞれさっと散らばる。90分後また幼稚園に集まり終了5分前、一人の先生が出てきて、授業内容、注意、宿題が報告される。園児が出てくる。
私は近くの公園でちょっと孫と遊びおやつを食べる。小学生を持つ母親はまた子供を迎えに小さい子供を連れて小学校へ行く。
水曜日はくたくたママになるというのだ。職業・仕事を持っている女性もたくさんいる。皆特殊技能をもっている。
私は幼稚園のあと、産休でまだ家にいる母親Kに孫を引き渡す。彼女は日本語わからないが、短くテーマや宿題やコメントを説明する。
さらに家に帰り、息子に日本語の色、金や銀の言葉を教えることや、親指の力を利用し鉛筆を使うように、果物の名や色を繰り返し話すようにメールする。息子は日本語少し、まあまあできる。一人で日本に行くし。
でも私の孫の場合は限界があるから、ひらかなが少し書けようになったらやめるかも。
この日本語継承教室の小学校では、各クラス10人ぐらいの小クラスになるが、それでも中学に行く子供もいて、それだけ頑張る子供たちの友情は大きくなる。
私が息子に伝えた日本文化は多くはなくても、息子は自分の子供にどの程度、日本文化を継承していきたいのか、それは、息子夫妻の課題になる。
教育には、時間と金を何に投資するかという課題が大きくなる。
今学期初めてこのような日本人若いママたちの猛烈な教育熱を実感した。大したものだが、私の時代は、時間も金もなかった。それでも息子は日本が好きで結構話すし、この夏、育児の合間にスイスの博士号、論文を出し終えたからもうすぐ正式に博士になるだろう。そしてチューリッヒ大学の研究所の仕事が少し増えるだろう。残念ながら日本とは直接つながりはない仕事だが。
このように日本の継承文化を伝えていこうとしている日本人が世界中にたくさんいて、増加していく。いつか彼らは日本本土、あるいは国外でも日本のためにも良い影響を与えることになるだろう。
将来、日本本土の政治、経済、雇用条件、偏見などがポシティブに好転すれば、このような海外の若い人材は日本本土にとって、もっともっと魅力のある親戚国になるはずだ。
反対に日本のバイリンガルの子供が海外で学び、帰国し日本で活躍することも増えるだろう。
今日偶然に、Social Innovation Japan を共同創立したマクティア・マリコ、ルイス・ロビン敬、大野桂子さんとかの記事を読んだ。‥‥頼もしい。
教育に時間と資金を投資するのは一番の宝!
by swissnews
| 2022-09-03 19:11
| 教育・宗教・人材
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