カテゴリ:映画・建築・芸術・エンタメ( 53 )

「未来の友達」スイスの中学生が日本語で歌う。

何度も紹介したが、スイスの国が援助しているSwissinfo.chというブログがある。スイスに関する事を、世界に報道する為に、それぞれの国の記者が自分の母国語で発信している。

数人の日本女性が(記事を読むかぎり)何年住んでいても知らなかった面白いこと、新しい出来事を書いてくれるので楽しみにしている。

今日、「未来の友達」という動画についてかいてあり、これはすでに一万回以上ユーチューブでアクセスされているという事だ(
Youtubeリンクはこちら)。スイスのベルン州の中学生が、東日本大震災の被害者にメッセージしたオリジナルの歌を日本語で歌っているのだ。詳しくは、スイスインフォで!

私はもう3度ほどこの歌を聴きましたが歌詞もいいし本当に真摯なきもちがつたわってくる。
これをみた皆さんは何を感じるでしょうか。今日は、スイス人の子供のさまざまな容姿について一言・・・。

こちらの学校は、特殊な伝統的私学以外制服というものがない。服、髪型、化粧、アクセサリーはすべてプライベートな事なので、学校の先生は一切関知しない。もちろん、何かの作業で危険を伴うと思われたときはそれぞれの判断がある。

子供の公開授業参観日に行けば、まず父兄の民族性がさまざまであるし、名前からしてだいたい判断できる。とくに思春期の中学生は髪の形がさまざまである。当時、息子の友達は、「雄鶏」の頭のように、虹のような色の髪の毛を立ち上げていて、会うたびにに色が変わっていた。息子も一度丸坊主にした。しかし今は、二人ともまったく平凡な面白くない髪形をしてるただの成人だ。

女の子も安いアクセサリーを工夫して自分の個性を研究している。思春期の子供たちの悩みや興味は世界中同じだ。スイスの子供たちは、体型、肌の色、髪の毛の色がもともと違っているので、はじめから「ナンバーワン」を狙わず「オンリーワン」に磨きをかける。

この画像で分かるが、日本人中学生に比べると一般に、体も大きく、成熟も早いと思われいろいろな問題もある。性犯罪、アルコール、麻薬などの誘惑は大きい。その反面自分を防御する知恵もつく。

今年の2月に北国に里帰りしたが、この寒いさなか、雪も北風もものともせず、ものすごい短いミニスカートで、上肢を丸出しにしている女子高校生か、中学生か分からないが、グループを組んで歩いていた。制服を着た少女は皆このミニスカートだ。日本の女性も魅力的な体型になり、とても頼もしく、すばらしいと思った反面、将来の健康のことを考えてしまった。

昔の友達の孫さんが高校に入って、やはりミニスカートを履きだしたが、彼女の言う事によれば、みなと同じ短さでなければ「いじめ」られるので仕方ないのだそうであった。例外なのだろうか。

考えてみれば、私だって同じ経験をした。東京で初めて学生として一冬過ごしたときのことだ。当時「ミッチーソックス」というのがはやり、田舎物と思われたくない一心で、ソックスだけの素足で耐えた。毎晩、紫色になった足を暖めるのが極楽であった。その後、ひどい冷え性になったのはそのせいだと今でも確信していて、後悔している。

話がずれてしまったが、スイス人音楽家のこのアイディアは、出来てみれば感心するが、何でも「ゼロ」から立ち上げるのは大変な事だ。アイディア、共感、チームワーク、実行力がひつようになる。

それが「一」になってしまえば、「二」になるのはむしろ簡単だ。「三」のステップにもなる。きっともっともっと発展していくかもしれない。どうぞ
ユーチューブで聞いてください。


チューリッヒ       S.F.

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by swissnews | 2011-12-11 20:52 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

親日家スイス人サポートのいろいろ

世界中に何かの縁で、日本に、あるいは日本人に好意を持っている人がいて、それぞれいろいろな分野でエールを発信している。最近、目についたものをいくつか取り上げたい。

可動式・伸縮自在の移動式コンサートホール「ノアの箱舟」を東日本へ贈り物に!東西交流のシンボル。

ARK NOVA-A Tribute Higashi Nihon・・・・・・・Luzern Festival と Kijimoto!

ルッツェルン夏の音楽祭典は、毎年この市のすばらしいモダンなコンサートホールで行われる。クラッシックばかりでなく、現代音楽や、実験的な試みもあり、国際的に名のある音楽家や、新人が集まる最高の音楽祭だ。

このフェスティバルの総支配人Michael Haefiger 氏が東北大震災被災地の復興に貢献したいと、日本の大手音楽マネージメントの梶本真秀氏に相談し、このプロジェクトが実現した。

そして建築家である磯崎親氏が、このコンサートホールを手がけた。8月9日の音楽祭のあと、日本大使やスイス人関係者の参席の元にこの「ノアの箱舟」と呼ばれる模型のホールが厳かに披露された。

このコンサートホールは、震災地を移動しながら、それぞれの地元の条件に対応できるように最新の技術を基に作られ、500から700人を収容できるそうだ。年4回発行の日本語新聞 Grueziによると、建設には400から500万スイスフラン、つまり私の計算があっていれば、4億円前後にもなる大プロジェクトだ。寄付金でまかなうというのですから、豪華な贈り物になるようだ。来年夏頃から使用できるらしい。詳しい情報は、
www.ark-nova.com あるいは、KAJIMOTOMUSIC で読めるでしょう。

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トーマス・コーラ(Thomas Koehler)さんの日本徒歩縦断。

一人のスイス人が日本人の感激の涙を誘う」・・・・これは「BLICK」(Look at)という無料夕刊紙に出た記事だ。新潟県のある村で大勢の子供たちに囲まれてコーラさんが笑顔で映っている。50歳前後の男性で、蓑笠を被っている。

「Japan の窓」という旅行代理店を経営していた日本好きのコーラさんだったが、震災のあと旅行者が減り、日本を励ます為に、日本徒歩縦断を決心した。スタートは、宗谷岬で、被害のない裏日本の安全で美しいところをアピールしながら、最後は、九州の南端、佐多岬というところになるそうだ。現在、道のり半分の新潟県にいるわけだ。

KOTOBUKI (寿)レストラン経営のロルフ・ミュラーさんがスポンサーで、コーラさんは、日本食のすばらしさや良い思い出を書き、発信続けている。・・・・・・www.japanfenster.ch を探索してください。

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Luciano & Verena LERPE 夫妻の日本写真展ツアー

このスイス人とイタリア人夫妻は、それぞれ40歳まで仕事に没頭したが、自由に人生をというモットーで、自転車で世界一周をすることを思いつき、とりあえず出発した。それが、8年も続き、世界48カ国をまわったことになり、その中で日本が気に入り1年も滞在した。

スイスに帰国して以来、滞在した世界各国の、写真や記録を欧州各地で展示ツアーをしている。特に日本のものをまとめて公表し、自分の足で日本の文化の魅力を世界に広めてくれている。

大震災後は、日本人有志、団体と協賛で、義援金募集にも携わってくれている。

彼らの旅行を記事にしたものが、日本オンライン、BJ ブログの世界欄,欧州に載っている。世界一周自転車旅行・・・日本をこよなく愛したLuciano と Verenaというタイトルだ。

チューリッヒ       F.S.

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by swissnews | 2011-10-19 21:08 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

ボンで開催される日本アニメ展

29日,夕方のドイツARD テレビニュースで、ボンでこの日から来年1月8日まで展示させる日本のアニメーション文化について2分ほどの報道があった。

テレビの、日本のアニメ動画を観ながら育った年代があること。日本のアニメはこの分野ではアメリカの作品より普及されていた。動画技術の魅力だけでなく、特殊なアジア的美的感性や日常のモラルなども、ドイツ国民に影響を与えたと語られ、「ハイディ」「ピノキオ」「蜂の子マヤ」などの画像も映し出された。

私の子供もこのような番組を楽しみにして育ったが、「蜂の子マヤ」や「Wickie(ウァイキングの子供)」が日本製作だとはまったく知らなかった。
(私自身はテレビのまえでこのようなものを5分も観る時間などなかったので)

それで、ネットでこの展示会の事を確かめてみた。

Bundeskunsthalle(ドイツ国立芸術館とでも訳するのでしょうか)で「Anime! High Art-Pop Culture」と題した日本アニメ展は、フランクフルト・ドイツ映画博物館の協賛でもあるようだ。

1961の「猿とび佐助」に始まり、いろいろなシリーズもの(欧州の文学や童話を動画化したものなども)として国際市場に乗り出した日本のアニメは、その高い芸術性(息を呑む美しい映像など)と、良いストーリー、普遍性で成功した。今回はこのようなアニメの歴史的、美的意義、作品そのものもを紹介しているとあった。

私が知らない作品がほとんどだが、知っているものもある。「鉄腕アトム」「Akira]「もののけ姫」「ぽっけもん」「キャプテン未来」などだ。

274ページの本も出版されたらしい。

*****

日本のアニメ文化がこのようにいろいろな意味で国際的にも確固たる評価を受けているたことは本当にすばらしい事だ。
私の思惑はしかし、どうかこれが、ただの過去の歴史、ノスタルジーとして、博物館文化として終わってほしくないことだ。

創作家になりたくて40年も前にこちらに来たとき、私の目指したスタイル、や美的価値が、すでに「博物館にしかないよ」といわれてショックを受けた。創作を始める根本的な個人や、社会的な価値観がまったく違っていて、その多様さを知る事からはじめなければならなかったからだ。

「当たり前」といわれる感覚を「当たり前ではないのではないのではないか」と常に新しい課題に触れていかなければこちらではついて行けない。動いているスピードも日本とは違うようだ。

歌舞伎だって、漫画だって何だってはじめは、異端的なものだったはずだ。どんなザブカルチャーや、異質なもののなかからも、芸術性の高いものや、普遍的なもの、商業価値もあるものも生まれるかもしれない。そしてそれを自分で発信していかなければならない。どんどん試していってほしいものだ。

すべてのノウハウはいつか真似され、技術も追いつかれる。

この前、韓国とヨーロッパ諸国のアニメコネクションのニュースを書いた。
日本アニメは世界一、日本の独自性は、アンタッチャブルなどと思い込んで、のんきにしていては、それこそ博物館行きになってしまう。

新しい息吹をもって,第二のアニメ国際市場戦略に向かってほしいなと。

今、後ろのテレビニュースで、新潟県や、福島県の、集中豪雨と戦っている人々の姿が映されている。どうか被害がこれ以上大きくならないようにと願っています。


チューリッヒ       F.S

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by swissnews | 2011-08-01 05:45 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(2)

黒澤明の「用心棒」が名画劇場で上演される

チューリッヒには、市が援助をしているいくつかの特殊な映画劇場がある。Filmpodiumもそのひとつで、世界中の古い映画が上映される。

今月は、ヘンリー・ジーン・ピーター・ホンダ家族の26作品とジャッキー・ベッカー(Jacques Becker.フランスの映画監督で、1906-1960)の12作品が特集として上映される。

その他に、特別プログラム「古くても斬新」というタイトルの元で、「ヌーベルバーグ、新しい波』『怒れる若者」といわれた時代の、つまり半世紀前、50年前の1961年の重要な6つの作品を選び出してプログラムに入れてあった。

ルイス・ブニュエル(スペイン)、小津安二郎の『小早川家の秋」、ミケランジェロ・アントニオーニ(伊)、ロベルト・バイス(米、ウェストサイドストーリー)、ピエール・パオロ・パゾリーニ(伊)、と黒澤明「用心棒」である。

20年来この名画劇場に行っているが、退職後、午後3時のからのものもみれるようになったので、頻繁に行くようになった。

日本では映画マニアだったので手当たり次第見たものだが、俳優と女優、ストーリーだけに酔って、満足していた。この名画劇場で、ジューラール・フィリップなどの古い二枚目俳優に又、お目にかかれて感激であった。またヨーロッパに住むようになってからもう一度おなじ映画を見ると、『なるほど』と思うことがたくさんある。

あのときの兵士はアルジェリア戦争から帰ってきたのか・・・とか、この風景はエルザス地方だ。ここで撮影されていたのか・・・とか、このベルリンの運河は行ったことがある・・・とか、ベトナムとフランスはだから文化的に影響があったんだ・・・とか発見することが多い。

1920年代のロシアの映画もいくつか見て、当時の技術的進歩にびっくりさせられる。

今回の『用心棒は』初日だったためか、150人ほどがゆったりと座り、劇場いっぱいという感じになった。いつものように白髪の高齢層だけではなく、若者もたくさんいた。アジア人はしかし誰もいなかった。

特別プログラムだから、大学から映画学の専門家が30分講演してくれた。『サムライの役目』『江戸時代の終わり」『義理と人情』『もののあわれ』『失業サムライの運命」「外国の文化に対する反抗と新しい波」『イタローウェスタン映画に与えた影響』『英雄と非英雄』『黒澤明』『カメラワーク」「三船敏郎」『映画の持つ軽さと人間味の重さ」など、ざったこのようなこと早口に話してくれた。

私は懐かしい俳優、女優たちの顔をみて大体がもう亡くなられていると思うと、悲しくなったが、同時にこうして他国の人に熱心にみてもらう機会があって、本望であるかもしれないと思うとこのような企画は本当にありがたいなと思った。

同伴したスイス人達もすっかりこの映画の構成の完璧さ、カメラの良さ、イロニーなどに興味を持った。そしてあとで、『真昼の決闘、ハイヌーン」と比較する議論が出てきたりした。いつも聞かれるのが日本の木造家屋であり、冬はどうなるんだと心配するのである。日本列島は長く気候がまったく違うから心配無用と簡単に答えるしかない。

その後のFilmpodium で、溝口健二の特集があり13作品公開
・・・・こちら・・・・


チューリッヒ        F. S

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by swissnews | 2011-07-07 13:57 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

アニメ・コネクションとフェスティバル(ソウル)

昨日からユーロニュースCinemaでは、ソウルで開催されている「Cartoon Connection」アニメフィルムの取引市場の様子が繰り返し報道されている。これは、ヨーロッパ連合諸国の国々が集団でソウルに出向いて、欧州と韓国のあらゆる種類のアニメフィルム、3Dテクが、相互に取引される。アニメフェスティバルもあるようだ。

昨年も、ヨーロッパの6,7ケ国が一緒にソウルに出向いて行って、短い数分のコマーシャルなどの契約を交わし、成功したので今年も開催されたらしい。そのとき欧州人が語っていたこと思い出した。韓国の若者は、意欲があり、技術も確かで、英語が出来、スピーディで交渉しやすいといっていた。韓国政府も積極的に援助してるらしい。

大きなホールに、売り手、買い手の3,4人の小さなグループが何十組も並び、ラップトップのPCで、15分のプレゼンテーションがある。それだけでなく、人材の交流、合同製作などの交渉もあるらしい。

欧州人関係者のコメントでは、アジアでは最近までは日本の創造性や技術が大きな役割を果たしてきたが、今は他の国が日本のレベルに追い着き、超えたところもある。来年はシンガポールやマレーシアにも広げていけるかもしれないといっていた。

15分のリミットは厳しいが、だからなお更、興味深い。韓国で生まれた作品が、あとで、いろいろな言葉に訳され普及するだろう。又自分の国のものが韓国語で報道されるのも楽しみだと付け加えていた。

ある韓国人のインタビューでは、僕たちの作品を、フランスのテレビ局が興味を持ってくれた。取引が成立してくれればうれしいと答えていた。

・・・・・・・日本のアニメも新しい視野、取引の場を広げ、ますますがんばってほしいですね。

国際的共同企画・製作の時代

今年のカンヌ国際映画祭のコンペテーション参加一覧表をみれば歴然とするが、その80%は,複国制作で、4カ国共同というのもまれでない。日本映画のように一国の制作作品というのは珍しい時代になった感もするぐらいだ。スイス映画も、監督、俳優、スポンサー、制作社が共同作品が多くなったような印象を受ける。

日本国だけによる作品もすばらしいし、その長所が際立つ事が多いが、一方では若い日本映画人が海外でもかなり混ざり合ってきたので面白くなりそうだなと思う。


私は又3週間ほどスイスを留守にすることになったので、蕗子さんがその間、受け持ってくれる事になってます。ご期待を。


チューリッヒ            F.S



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by swissnews | 2011-06-06 03:47 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

坂 茂氏の建築がチューリッヒに

世界的スター建築家、Shigeru Ban、(坂 茂)が、チューリッヒのシール川沿いにTamedia の事務所1,000M2を完成させる。

5月4日のスイステレビ番組「カルチャー広場」で坂氏の新しいチューリッヒでの仕事の様子や、彼の過去の仕事が映し出され、インタビューなど20分ほどの報道だった。彼はパリからやってきたといって忙しそうだった。

アメリカで勉強した坂氏は、弱者や少数派の為の住居を、安い材料で能率的に、しかも美しく立ち上げる事で世界的に知られている。紙、ダンボール菅、竹、特殊な有機木材などを利用し、世界各地にパビロン、劇場、教会、ドーム、橋、オフィエス、博物館、個人住居など建築したが、ルワンダ難民地や、今回の東日本被災者の仮設住居にも一役買っている。

集団避難所で個人、人格生活を守る為、彼が簡単な方法で、それぞれの家族の仕切りを作っている様子がうつった。

Tamedia は現代最新のメディアネットを扱う会社らしく、材料は明るいベージュ色の特殊エコ木材。釘を使わず、柱はサンドイッチのように、四方から集まる力を利用しているらしい。シール側沿いに散歩がてらちょっと足を伸ばしてみてこよう。
他の記事紹介・・
坂茂氏がスイス新聞社Meeting式辞演説者に2012-01-19

また5年後には、山本理顕氏のザ・サークル・チューリッヒ空港が完成する。37ooom2の敷地で、一部は10階建ての小さな町のようなセンターになるようだ。この大規模な企画は、競い合う世界一流の建築家の中から選ばれ勝ち取った仕事だ。昨年メディアで話題になった。彼はずっと前から、スイスのツーグ市と日本に事務所をかかえ活躍している。

このように、日本人建築家は世界で活躍している。楽しみな事だ。またスイスのチューリッヒとロザンヌにある工科大学の建築学部にはかなりの若い日本人が勉強していると聞いた。

・・・・・・・・・

菅首相が、浜岡原発を作動停止にすることを表明しているところが、報道された。

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原発反対デモの様子がユーロニュースなどで映った。まだ一万人程度らしい。さまざまな装いをした人たちの楽しそうな行進だった。

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4人が中毒死した事件で、肉を売った経営者が謝罪している写真が出ていた。

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ユーロニュースの、世界の音楽番組で、5,6の国のまったく違った音楽教育が紹介されていたが、そのひとつとして日本の「スズキメソード」が、カナダ、アメリカなどでも普及されている事を話題にしていた。


チューリッヒ         F. S

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by swissnews | 2011-05-08 06:23 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

折り紙、具体美術、日本写真集

外から見ると、日本の政治は内輪だけで何か複雑そうに、忙しくしているように見える一方、日本のグロバール化は、企業や個人の分野では、それを補うようにあちこちで活発に、かなりのスピードで動いているように感じられる。

特に日本の文化があちこちで紹介されている。

実はお正月の3日のTAGI紙、文化欄を大きく埋めた日本の記事があった。スイスイタリア語地区、Luganoで開催される1950年代に生まれた、「具体美術展」についてであり、二つの大きな作品写真も載っていた。(Atsuko Tanaka クリスマスツリーのネオン Akira Kanayama 足跡)

日本アバンギャルドアート「具体美術協会」(芦屋市美術館)の歴史と国内外での展示について・・・フランスのスター芸術家Yves Kleinや Georges Mathieuが最高の言葉で絶賛していたほど、当時、この日本人グループは斬新で、奇抜であり、内からの大きな叫びとしての必然性のあるものを創造していて世界をウーンとうならせるという大体の内容で、写真の作品も詳しくコメントしていた。

これは日本芸術文化イベントのひとつで、その他、Nobuyoshi Arakiの写真展と江戸時代の春画展なども企画されている。いつか見に行きたい。

ずっと前、こちらのダダイズムの詩人作品の中に日本人の詩もいくつか見つかったといって知人がコピーしてくれたことがあった。

当時の日本は混乱、貧困の中にあったにかかわらず、彼らはすごく自己を発信し、真摯で、エネルギッシュだったと感じたことも思い出した。

            *
Sipho Mabona(シッポ・マボナ)という「折り紙アーティスト」をぜひ探索してほしい。先日スイスのテレビでまた紹介されていた。

彼はまだ30才前のスイス人学生で、アフリカの亡命者とスイス人の親を持ち、折り紙に魅せられ独自の作品を作り出し、多くの国で展示、賞を取っている。日本のテレビでも何回か出演しているらしいし、日本の動画宣伝にもなっている。気の遠くなるほど複雑で精巧だ。

「折り紙」という言葉はもうこちらの言葉として定着していて、世界中にファンがいるという。

            *
ドイツ人写真家Michi Pawlizki が「Japan Panorama」写真集を出版した。ドイツテレビ昼のマガジンでインタビューを聞いた。珍しいアングルから根気良く、苦労して写された5,6の写真も紹介されたが、こんなところが本当に日本にあるのかしらと聞きたくなった。改めて日本の多様で魅惑的な美しい自然をみた。

            *
また、スイス人男女LucianoさんとVerenaさんが、自転車で8年間世界を回って記録したものはすでに評判である。Tagi紙で長い記事が載っていた。
その中で、彼らが日本でとって来た、写真などの日本ドキュメントショウが近く30以上のスイス全土各都市ではじまる。(Grüeziスイス日本新聞)

            *
もうひとつ、日本好きなスイス人T.Kさんがウエブサイト「Japanfenster」(日本の窓)をつくった。チューリッヒの旅行代理店で、日本で撮影したビデオや写真を通し、日本のすばらしさを顧客に見せるそうだ。(Grüeziスイス日本新聞)


チューリッヒ          F.S

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by swissnews | 2011-01-14 06:33 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

村上春樹氏とのインタビューが紙面を埋める

私の購入している一般的な新聞Tages-Anzeiger( Tagi)の文化芸術欄に、日本人作家がほとんど全頁を埋めて(40x25cm)語られるのは、何年ぶりだろうか。大江健三郎氏以来かな?。

それもショッキングなほどすばらしい村上春樹氏の白黒のアート風なポートレート写真入り。繊細でものすごくTouchyに沈み込み、それでも確かな思考の中にある表情(顔)を、鍛えられた、魅力的な裸の腕が、力強く組み抱いている。(R.Dumas の写真)

村上氏はインタビュー嫌いだと聞いていた。しかし特派員が直接インタビューし、このような記事を書いてくれるのはなんといっても我々にとっては幸運だ。

ほんの一部のテーマだけ。

かれは、やっぱり、主に野菜を食べ、毎日走るタイプ。そして「IQ48」では、Idealismに記念塔を打ち立てた作家とあった。

・・・彼の住まいは、海岸にあり、ジョッキング、自転車走に理想的だが、残念ながら彼は、新聞に突然「マラソン参加!」などと書かれるのを防ぎたいので、しないそうだ。

・・・一般的に魅惑的な、あるいはマジックなRealistと評判の高いノーベル文学賞候補・・・
・・・小説に登場する奇妙な Figureのことや Littele Peopleの意義・・・

・・・チェ・ゲバラやジョン・レノンを信じ、良い世界を夢見た時代・・・
・・・彼はヨーロッパで言うと、68年代の若者・・・
・・・理想主義の消滅で、皆それぞれ自分の道を歩き出した・・・

・・・オオムセクトのこと・・・(6,7年前、彼のサリン事件被害者を書いた作品が演劇化され、ベルリンのまだ工事中の地下鉄駅の長いホームで公演された。私は、安い飛行機切符を探し、見に行ったこと思い出した)
・・・IQ48のなかに出てくる強姦者と被害者に対する複雑な同情心・・・

・・・フィクションを書く辛さ、厳しさ。その書く作業を支える強固な肉体の必要性・・・(まあ創作は限りなく,狂気に近づき、不健康であることだ。しかし日常生活は健康第一。彼の小説に出てくる特に男子は、よく身体トレーニングしている。この記事を読んでよくわかった。)

・・・ヨーロッパだけでなく日本でも文学の衰退が嘆かれる。その中で彼の成功は抜きんでている。世界40カ国語に訳されているらしい
・・・第3巻も?そのときは第3の「声」も?・・・
・・・ドイツ語の翻訳などの紹介・・・

スイスドイツ語圏に、専門家、知識層が読んでいて、TAGIより権威のあるといわれているNZZ紙聞があり、11月初めに、そこにももっともっと長い、村上春樹氏の紹介と専門家の批評が載っていた。IQ48については、小説としてのいくつかの欠点をあげながらも、現在の日本における彼の文化的な役割が大きいことを記していた。

私の知人に日本の小説を結構読んでいるスイス人がいる。村上氏の小説は他の日本人の小説とどこが違うのかと聞いた。・・・みんな好きだが、彼は特にストーリーが書ける・・とすぐ返事が来た。

彼はきっといつか、ノーベル賞を獲得できると希望しつつ・・・

チューリッヒは初雪だったが、市内は根雪にならない。しかし周りの山は真っ白で、小さな寒波の前兆のような寒さだ。ジュネーブ空港は雪のため閉鎖ときいた。

彼が65歳になった時の記事

・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・

チューリッヒ fm

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by swissnews | 2010-12-02 02:39 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

川俣正さんの木の橋が水に浮かぶ

主に、木を材料にしたプロジェクトを手がけ、世界中あちこちで活躍している、日本が誇る川俣正さんの最新作が、Uster(チューリッヒから電車で15分の町)に完成した。

これは、小さな湖に浮かぶ、50メートルほどの橋らしい。スイス国内で、私は今まで2回彼の作品を見たが、この橋も来週にでも見に行きたい。

実際に見に行った。木々の間から、独特の真新しい木のにおいがしてきて、その鼻の案内に任せた。はっとするほど、自然の色に異質な黄色い板の色が、水に写っていた。彼の作品は、左右対称ではなく、いつも危なっかしい不安定を抱えていて面白い、年寄りや、自転車乗りの親子が橋を確かめるように慎重に渡っていった。23日のTagi,チューリッヒ欄、一ページを埋めるほどの記事で知った。大きな浮橋作品の写真の下に、4人の関係者の顔写真とインタビューが載っている。Yuki. Itoさんの笑顔もそのひとつだ。彼は、日本、英、仏からの12人の芸術科の学生のひとりとして、今回川俣さんの製作を手伝った。

・・・・他の11人の学生と一緒に、この橋を作る手伝いが出来てうれしい。僕たちは、川俣先生と、この木と木をどうしてくっつけたらいいのか議論した。そればかりでなく、彼はいろいろ出てくる問題について僕たちの意見を聞いてくれた。日本では、芸術家の製作に、質問したり、意見をいうことなどめったにない。僕にとってはこの文化の違いが、大きく感じられた。

食べ物も、日本食なしで心配したが、実際に何でもおいしかった。フォンデュ(チーズの鍋物)も食べた。ダダ(イズム)館やパウル・クレー美術館にも行った。日本のコンクリート色の家と比べて、スイスの家はカラフルで面白い。一番楽しかったのは、夜、皆でテーブルサッカーゲームをしたことで、こればかりは英語が多少通じなくてもかまわなかったからだ。・・・・・・

(注。このインタビュウは日本語か、英語かで発言した言葉が、ドイツ語になり、又私が日本語にしたので本来の本人の日本語とは無論おなじものではない。Sorry!こちらでは、教育の場でも、このようなプロジェクトの場でも、指導者は学ぶものの意見を引き出して進めていくのが建前だから、皆さんにお知らせしたくあえて訳した。)



         *
レアアースの話

中国が、日本だけでなく欧米にも輸出規制をすると脅す・・・と言う記事がいくつかあって、ドイツ新聞のこのような記事にコメントがたくさん書かれていた。

「大体、90%以上の需要品を、ただ特定の一国だけに頼っていたなんて、自業自得だ。」

「欧米、日本は人件費節約と環境汚染を嫌い、自国の鉱山を廃鉱し、中国にやらせ、安く買い取り、それだけでなく、中国の環境汚染を非難する。身勝手なもんだ。」

「スクラップから回収する作業は、コストが高くなって無駄だ。」

「スクラップから回収したエアアースは、濃度が低く、使い物にならないと聞いたぞ」

「いや、それは研究されていてあまり問題がないらしい。」

「スクラップを、例えば、アフリカとかに運び、そこで仕事させるのだろうか。残ったごみはそこに捨てていくことになるのかな?」・・・・・などと。

昨日、日本のヤフーで、東大と理研が、環境に悪い廃液を出さずにレアアースをスクラップから回収する方法を生みだした。・・・と読みました。
単純な私は、ただ、よかったよかったと思った。

チューリッヒ          F.S

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by swissnews | 2010-10-27 02:08 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(1)

高瀬アキさんと上原ひろみさんのジャズコンサート相次ぐ

Moods月間プログラム 2010年10月 www.moods.ch)

新聞やテレビなどで、アジア人の顔を発見するとすぐ名前を探す。それは私だけでないはずだ。
中国人、韓国人、タイ人、ベトナム人などの名前を見るとがっかりする。しかし無論日本人であることも多い。

今日、2日のTAGI文化、催し欄に大きな写真が目に飛び込んできた。Aki Takase がピアノの鍵盤にのりあがるように真剣に弾いている写真だ。Duke Ellinton を演奏するらしい。彼女のumwerfende(動転させられるほどの)演奏技術と即興力のある情熱的気質は定評があり、それはまた、彼女のクラシックジャズに対するLiebe(愛情)でもある。・・・と書かれている。

チューリッヒには、Moods という市が援助しているジャズ専門のコンサートホールがある。10年程前までは小さな狭い場所だった。

また11日には、おなじMoods で、上原ひろみさんというピアニストのコンサートがあると、予告欄に彼女の美しい顔写真が出ている。

残念ながら私は彼女たちをまったく知らないし、新しいMoodsに行った事もない。成功を祈るばかりだ。
・・・・・

先週、ユーロニュース、Music で、久々に日本ツアーに行くロンドン・ロイアルオペラ団の予告があった。ウェルディの『椿姫』などを公演するらしいが、コンサート・マイスターは、日本文化に詳しく、日本の「静」とオペラを組み合わせる趣旨を語っていた。寺、庭園、公園、茶室などの伝統的な画像が次々と映し出され、オペラの情熱と、この空間の「静」をマッチさせて新しい観客を魅了したい・・・・と、しかし具体的にはよくわからなかった。この公演は、東京と横浜であるらしいが、今頃もう終わっているかもしれない。
・・・・

ヨーロッパ大都市の交響楽団には日本人をはじめ、アジア人が、アンサンブルの一員としてかなりたくさん活躍している。日本人指揮者も時々やってくる。

コメント欄で知らせてくれた情報。スイス・ロマンド管弦楽団(フランス語圏)に、初めての主席客員指揮者として、東京芸術大学卒業の31歳の山田和樹さんが決まった。彼は、2012年から10回ほど、指揮棒を振るとの事。

日本人の私は、こんなに若くて大丈夫かなと、つい考えてしまうが、こちらの公的あるいは私的機関では、政治家、学者、芸術家の抜きんでた才能のある者には(外国人でもかまわない)若いうちにチャンスを与え、育てていこうとする勇気ある決断をする。何度もこのような話題が聞こえてくる。たいしたものだ。

チューリッヒ       F.S

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by swissnews | 2010-10-03 01:55 | 映画・建築・芸術・エンタメ | Comments(0)

スイスのメディアで見聞きした "JAPAN" をお伝えします


by スイスで聞く「日本」

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