カテゴリ:生活・文化・伝統・笑い話( 152 )

夢は捨てても、新しい幸せはつかめる

チューリッヒはこのところ気温がぐっと下がったが、黄金の秋の名残の木々がまだ美しい。

最近久しぶりで、いつもの山へ散歩に行った。山のふもとまで少し坂を上がらなければならない。そこで、頂上まで上がるか、平らな裾を歩くか決めなくてはならない。どっちにしようかぼんやり考えながらゆっくり坂を上がって行った。10メートルも上から、両手を大きく広げた大きな男性が私に向かって斜めに降りてきた。逆光で顔は見えなかったが、彼は私の名を呼んだ。

彼は教え子の俳優だった。無論我々は喜びのハグをした。彼は長くドイツの劇場にいるが、久々にチューリッヒの舞台で演じるためこちらに帰っているといった。山を歩きながらテキストを暗記しているところだと、手にしていたの紙をチラッと見せてくれた。

私は、非常に不思議に思った。私は今日、めがねをかけ、毛糸の帽子をかぶり、町では絶対に来て歩かない古い時代遅れの山ヤッケを来て、坂道を大げさに苦しみながら登ってきた。20年も前に卒業した彼がどうして遠くから私と分かったのだろうか。

彼はしかし、どうした事か私の近況や本の出版なんかも知っていた。それは、彼がチューリッヒに来ることにあわせて、卒業20年後、初めてのクラス会をしたばかりで、そこに参加し聞いたということだった。

そして、携帯を取り出し、その時のグループ写真を見せてくれた。15名の(3名は後から来たので写真には載っていなかったが)懐かしい姿が見られた。子供を連れたいた人もいた。皆もう43歳以上になる。彼は早口に皆の状況を説明してくれた。数人は良くテレビドラマに出ているので知っているが、意外な人も多かった。

「大体5人が、俳優家業や舞台を去り、まったく別な職業を持っていることになる。」といった。グリンピースの高い地位の幹部になっていた人もいた。彼は俳優の勉強をしたので、演説や説得力は抜群で、指導者として信頼を得たと聴いた。

卒業生に私がいつも言ったことは「俳優家業がいやになったり成功しなかったりしたら、さっさと見切りを付け他の道を選んでも良いのよ。人生は短いから。それまでやるだけやり楽しめ!」だった。私が言ったその通り、まったく違う道を選んで、成功した人も楽しんでいる人もいることが分かったのだ。

「頑張って夢を追い続けろ!」なんていうのはバカらしい。自分で限界が分かる人が良い。

私はいつも教え子にあったら、そそっかしくついプライベートな事なんか聴いてしまう。「それで家族なんかも一緒に来てるの?」

彼は「恋人(男性・ドイツ語は性別がすぐ分かる)がドイツにいる。でも家族もほしいと思っている」

そうだった。彼は同性愛者だった。すっかり忘れていた。

私は彼と別れてから、頂上を目指した。半分だけでも登り、引き返して降りてくれば良いだけだと思うと、足も軽くなった。




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by swissnews | 2018-12-01 05:11 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

海外在住者が「日本たたき」をするというのはひがみ?・再記載

現場で黙って、後で苦情するだけの日本人。


再記載

海外在住者が「日本たたき」をするというのは僻み?

最近、古い知人から、君もスイスのような安全で豊かな国に住むようになってから日本のことを何でもスイスと比較して「日本タタキ」をするようになった。海外からならなんでも言える。「このような海外在住の日本人が日本人の自信を失わせる」と言ってきた。

「日本人タタキ」「日本バッシング」とか言う言葉を生み出したのは何のことは無い勿論日本人自身であり、国民の一方的な受身の感情的な共有認識がこのような言葉を生み出したのだろうと思う。

最近ジュネーブに行って帰ろうとした電車が事故でかなり遅れた。その時不安そうに時刻掲示版を眺めていた日本人女性がいた。彼女を別路線で案内しチューリッヒまで一緒に帰ってきた。彼女は旅行者でジュネーブの国連を見学してきたと言った。この60代とみえた女性は「国連に日本語の案内が無かった。他国語がいくつかあったのにどうしてか考えられないことだ。日本は国連に世界2番目に多い金額を分担しているのに。こんなところでも日本タタキがあるのだろうか。」と聞いてきた。 

恥ずかしながら私は国連の中に入ったことは無いので、案内語のことはさっぱり分からない。いろいろな疑問が生まれた。

・・分担金が多いからと言って日本語が優先すると思い込むのはおかしいのではないか。すべてが金の力で動いていくわけは無い。彼女は一人で旅行きる者なのになぜその場で質問しなかったのか。誤解はなかったか。他の案内国語は何語か。日本語を話す人口は世界的に見て少ないとか、何かの理屈や規則で説明され、すぐ納得できる回答が得られたはずだ。そんなに感情的になることではないだろう。大げさな!・・と思った。

「日本たたき」などと言って自虐的になってるのは一方的に自分たちではないのかしらと思ってします。

日本人は「侮辱された」と思い込み易い。あるいは自分が自信を失うのは「他人が不当に批判するからだ」と思い込みやすい。それは日本人の並々ならない誇り高い思い込みが原因のひとつになっているのではないだろうか。

多くの日本人は「世界一安全な国、豊かな国の一つ」という誇りがあるし、今でもそれは十分にあたっているといえる。それなのに原発事故以来、海外先進国に住む者は「もっと安全な地、豊かな国に逃げた者」と云う感覚に変わってきたのだろうか。だからその他国からから日本を批判?する事は不当だと言うわけだ。

確かに私の住んでるスイスは比較的安全で豊かな国だ。しかし世界中安全な国と云うものはどこにもない。「安全にする努力」を国民総意でしてきたから安全なのだし、今でも刻々と危機に対応している。「豊か」と云うのも努力の賜物だ。スイスの資源の欠陥や限界を国民がいやと云うほど知っていたから、長期的な教育などに投資してきた。しかし明日は分からないのだ。

このような海外からの情報、感想、経験、比較、あるいは政府や特殊団体に対する個人的な批判でもすぐ日本人には「日本たたき」に聞こえるようだ。わたしからするとそれは「思い違いよ!僻みよ!」と言いたくなる。

それをいろいろ聞き読み集め、理に合っている批判は批判として受け入れれば良い。それに、自信とは自分が作り上げていくしかない。海外からの声に「影響」され「もらう物」ではない。

こちらでも「スイスたたき」に似た状況は何度もあったが、「不当」と思えばすぐ対処する。トラブルは小さなときにすぐ解決して行かなければ大陸続きの小国は大変なことになる。それにスイスが批判を受ける理由は国民もはっきり分かっているので、自虐的な言葉を吐くより解決策を練る。

海外に住む日本人の多くの声は、ただ「知ってほしい」「知らせたい」と思う気持ちがあるだけで情報を送ることが多いと確信する。だから、日本に皮肉の一つは言いたくなることはあっても、母国をたたいて、面白がる人がいるとは思えない。





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by swissnews | 2018-11-24 04:47 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

2匹のネコが毎日訪れる日本の美術館・スイス紙

今日の新聞の最後の「裏話欄」に日本の美術館猫たち。写真は2枚。美術館のドア要員おじいさんとネコ。一枚は赤茶ネコ。もう一枚は黒猫

小さな尾道の町にある美術館には毎日2匹のネコが訪れる。入り口までは「ようこそ」しかし、中には「入れません」

Go と Ken はこの美術館の近くにあるレストランの飼い猫。大体3年前から毎日美術館の入り口に現れる。自動ドアが開くとドアマンの制服を着たおじいちゃんが、白い手袋をして猫をストップする。中へは入れませんというらしい。

この猫たちと、美術館のドアマンの写真や動画はTwitter の人気を呼んでいる。

ネコのビデオやお話は大体どこでも大きな人気がある。日本でも当然。

キュートで人気のネコ、はGoとKenの場合はブランドシンボルになるほど人気がある。

日本では「まねきネコ」という片手を上に上げ、人をまねくようにするネコが、富を約束するというイワレがあり、
このネコ人形を商店の入り口に置く店が並ぶ。

訪問者の少ない美術館はこの猫たちの写真を利用し人気を得ている。

猫たちは中には入れないが、彼らは手を上げ「招く」まねをしなくても、「招き猫」の役目を果たしている。




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ほほえましい話として載っていた。@bjutsu1 というのが付け加えられていたが、皆さん開けてみてください。




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by swissnews | 2018-11-20 02:04 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

「傾いて角がある」ことは文化発展に貢献

ほぼ10年前に私は「片道だけのパスポート」という日本語の本を出版した。その時の読者の感想の中も、友人の言葉にも「彼女はもともと傾いていた人だったから」というコメントがいくつかあった。

その時は、これは「良い傾向」と思ったのか「悪い傾向」と思ったのかはっきり分からなかった。というのは、両方に解釈されたからだし、他人の感想にはもともと影響を受けないし、どっちでも関係ないので深く考えなかった。

日本ではしかし、今でも「傾いているやり方、考え方、教育の仕方」は悪い事と解釈されている事が分かった。今でもこの「思想的に傾いている」という近代の始まりに使われた言葉の慣習があることが分かった。

日本の「歌舞伎」はしかし、当時の形式常識劇から何か「傾く」、「派手な」とかという言葉から生まれたと読んだ。いずれにせよまったく違う大型ダイナミックを貫き、新しい形を作り上げた、育ててきた事はすごい。ただ、日本ではこの「新しい形」が次の「新しい形」を生むまでにものすごく時間がかかる。つまりいったんできた形を保守していく傾向が強いからだ。

最近こちらで大成功だった「深澤蘆雪」だって、恩師の手法から「傾いて」自己の手法を貫いた。

私が、こちらで演劇大学で教鞭を取り始めた40年前、学生の入学試験選択決定の一票は5年ほど辞退していた。私にとってあまりにも難しい選択だったからだ。しかし、会議にはいつも参加しなければならなかった。

そこで同僚がよく使ったのが「Ecke und Kante・角や端 がない」という言葉だった。俳優を目指す学生の演技が「角がない」という事は「退屈だ」、「面白くない」というネガティブな傾向として使われていた事に気がついた。つまりこのような若者は例え技術が最高であっても入学ダメということになる。多くの他の価値観や見方も日本人の私が知っていたものと正反対だった。

これは、俳優という芸術家という職業に限らず、どの職業にも当てはまる。「傾く」は「試してみる」「主張がある」に通じる。どの成功者も皆、特殊でそれぞれだ。皆独自に何かから(家庭。学校、社会、慣習など)独立した、最初の一歩になる。

私が日本を出たときは男子「長髪」が「傾いている男子であったが、すぐに「金髪男子」でも普通になった。日本だって文化は動いている。もっともっと「傾く」ことが必要だ。失敗は失敗で学んでいける。

私のモットーは日本にいたときから、少し変わった人が変わったことしていたって「良いんでしょう!」と「好きなようにさせてあげたら!」、「こんな人もいる。面白いな」で終わりにする事だった。

・・・・・・日本の「普通」でない子いじめ・ドイツテレビ報道

・・・・・・・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・・














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by swissnews | 2018-11-13 19:18 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

ドイツテレビ・日本の「普通である事」への圧力・子供自殺

今日のドイツ国立テレビ、昼のマガジン(MIMA)で日本の子供の自殺が多いことが短い報道として紹介された。あまり突然で、メモが全部取れなかったが、分かった事だけ。

・・最初に、日本という国は礼儀正しく、親切な国民性で知られている。(整然と行きかう市民の画像)

・・しかし表から見るだけでは分からない整然とした集団の中での問題がある。

・・いじめが原因で自殺するする子供が増えた事。一年間自殺数が語られたが、多くて信じられないので聞き間違い?(13歳、14歳、15歳のいじめによる自殺者の子供の名と顔写真が大きく紹介された。男の子も女の子もいた。)

・・日本では「普通」Nornmalということが大事な事で、それからはみ出ないように教育される。しつけられる。

・・その圧力に耐えられないものが、ガス抜きとして他の子供をいじめる。

・スマホの普及で簡単にいじめ、攻撃できるようになった。(日本の平かなで書かれたいじめのメッセージが映った。学校へ来たらOOするぞと読めた。?)

・・日本で普及しているLineが、アンチモッビング(いじめ撲滅)として正しいスマホの使い方を講習していた。(学校で子供たちがそれを習っている様子)

・・女性の心理学者が、日本では「普通である事の大事さが強調されすぎ」という事について語っていた。何が普通なのかと言う疑問。

・日本では、グループのハーモニー(調和・協調)が大事

・・自殺した子供の父親のインタビュー・学校は責任を回避する。

・・この父親が海岸で海を見ながら、普通からはみ出した子供は、海に身を投げるか、電車に飛び込むか、高いところから飛び降りすしかない、と言っていた。

・・最後に、ナレーターの言葉・ドイツでもこの問題は増えた。スマホを正しく扱う取り組みは大事だ。ドイツのどこででも張り出されている「子供SOS]の電話番号がもう一度画像に出た。

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こんな悲しいレポートがドイツテレビの昼のニュースに。

私がわからないのは、この父親はなぜ自分の子供が苦しんでいたのに知らなかったのか、と言う事。日本はいつも学校とか社会が悪く、子供の心情的変化を把握できない、つまり、家庭内のコミュニュケーション不足・親が時間がなさ過ぎることも日本独特なのではないか。



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by swissnews | 2018-11-06 05:22 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

スイス人が世界の笑いも者になる・ジョークのいろいろ・再記載

古い記事になるが、このようなジョークや皮肉合戦で隣国の悪口を言い合うのは小気味が良い。それが狭い欧州国間を平和にしているとも言える。日本人、中国人、韓国人も御互いにこのようなジョークで笑い合えば。ジョークコンクールをやってみてはどうか。

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ヨーロッパ(EU)連合がことしのノーベル平和賞を受賞
したことは、本当に大きな意義があったと思う。2000年もの間殺戮を繰り返してきた国々が、戦争を放棄すると宣言した事はものすごい進歩だからだ。特に真ん中に位置する小さな国スイスはどんなに安心して暮らせることになったことか。

欧州の国々はそれぞれまったく違うセンスを持ち、戦争はしない代わりに、おおぴらに他国を皮肉ったり馬鹿にすることはむしろ盛んになって?しかし、そんな皮肉合戦がネットなどを通して自国を知ることにもなるし、自分たちで楽しみ、笑うことも出来る。

40年前ドイツの大学に名前だけ登録していたとき、知ったかぶりのドイツ人学生はよくスイス人を馬鹿にしていた。「何んでも10年以上遅れてドイツの真似をする、アルプスの田舎もの、保守的悪党銀行、ズウズウベン(方言)などなど」。後にスイスに住むことになろうとはまったく予想もしてなかった私は、彼らの言う事を聞き、「ヘー。そうなの!フフフ」とか一緒にスイスを馬鹿にしていた。

ドイツ人学生は、同じドイツ語国オーストリアについても 「きらびやかな歴史は、もう終わったデカダンスの国(同情)方言はスイスよりひどい」などだった。だから英国、フランス、イタリアなどに対する冗談は山ほどあリモットひどい。

さて次のような記事が載った。
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欧州各国がスイス人を馬鹿にするのは主に、ユーモアの無い官僚国家だと言う事。それと鈍間だと言う事。(日本と似てる)
外国人労働者の話であるが、「スイスの手続き書類は、何重も無駄があり、時間がかかり、なんでも禁止だ。書類が出来るまで呼吸をしてもいいですかと聞きたくなるほどだ。それでもスイスの国旗図のある証明書は悪くないので、辛抱して控えめに呼吸する」・・・・スイスにおける外国人はすでに22.7%にもなるからきついコントロールが必要。スイスの給料が高いので希望者が多い。・・・・・

語学力があることに対する皮肉。スイス人が英国人に、ドイツ語で「ドイツ語が分かりますか?」フランス語で「それではフランス語は?」イタリア語で「それではイタリア語はどうでしょうか?」そうするとイギリス人が 「だからそれがどんな意味があるって言うの、時間の無駄使いよ。あなたはさっきまでそっちで英語話してたるじゃないの。それだけで充分よ」

その出来すぎる語学力に対する皮肉の話をもうひとつ。5人のドイツ人が乗るAudi Quattro(アウディ・クアトロ)が、スイスの国境を越えようとした。若いスイス人監視員に「この車は、Quattro(イタリア語でつまり4と言う意味で)、4人しか乗れない。あなたたちは5人だからだめだ。通せない。」と言われた。ドイツ人運転手は「そんな馬鹿な話は無い。この車は5人乗車まで可能と書かれている。チーフを呼べ!」「だめだ。チーフは今、Fiat Unoフィアット・ウノ (一、ひとつ)に乗っている夫婦(二人)と議論している最中だから」・・・・外国語単語をいくら知っていても、頭が悪いと使い物にならない・・・・・・

銀行に対する皮肉はたくさんある。スイスの銀行員と日曜日デートするのは難しい。彼は日曜日、いつも5枚のワイシャツにアイロンかけなければならないから」。

ギリシャ人はスイスの銀行に総額200Milliarden ユーロもの税金ごまかし預金をしてるという。(もうとっくにスイスから他の国に移したと言う話を聞くが)悲しいかな。彼らはドイツ人と違い、その秘密情報をスイス銀行からCDにして盗み出すことも出来ない。又それを国が買い取るお金も無い。(あるドイツ人がスイス銀行からドイツ人税金ごまかし秘密名簿をCDにして、ドイツに持ち込み売った。スイスでは犯罪者だがドイツでは英雄になる)

ドイツ人、ポーランド人、スイス人が同じとき死んで天国の門に立っていた。門番のペトルスが「この門は壊れている。修繕したいが予算を組んでほしい。」と言った。ドイツ人は「1000ユーロだ。」ポーランド人は「200ユーロでよい」スイス人は「2200ユーロになる。」門番は「一体どうしてそんなに高いのか」と聞きただした。スイス人は答えた。「1000ユーロは貴方に(予算を獲得してくる報酬)。1000ユーロは私に(予算見積もり、アイディア報酬として)。200ユーロは修理するポーランド人に払えばいい」・・・・・・ポーランド人はここでは先進国に働きに来て仕事をえている東欧州人の代表としての皮肉である。・・・・・・

もうひとつ。アメリカ人と日本人とスイス人がサウナで裸でいる。携帯がなった。アメリカ人「失礼、耳に入れてあるチップだ」。又携帯が鳴った。日本人が「失礼、太ももに入れてあるチップだ」又、鳴った。スイス人がオナラをした。「失礼、ファックスがきたら、オナラがでるようにしてあるので。」と言った。

まだまだあるが、これは、「世界がスイス人を笑っている。」というスイス「20分紙」にでたsda社通信の記事。コメントには130ぐらいついていて(その後増えているはず)、スイス人(80%)によって新しい「冗談」が書き込まれていて、その冗談についての賛否のコメントも多い。

悪口の反対はウラヤマシイという気持ちも、嫉妬も、幾分入っている。そう思えばよいのだ。反省もするし、改善もしていく。数十年前まではスイスは冗談の種にもなっていなかった。
このような抽象化したユーモア、イロニーで、喧嘩出来るのが先進国だし、特に自国の事も皮肉にするのが特徴だ。

結局欧米では、個人的攻撃、むき出しの感情的悪口は禁止であり、メディアではその言葉をカットして報道する。例えば隣人同士の喧嘩を、テレビインタビューをしてるとき、醜い言葉は(。。。。)とその部分だけ無音になる。例えば私が想像するには「この豚野郎」とか「とっとと消えろ」とか言う言葉はピーと言う音で消されてしまう。だから、ジョークが大事なのだ。

私は特に長い間ドイツ語圏演劇界で仕事をしてきたのでよく分かるが、演劇ではこの風刺が大事だ。周りの人たちが語る日本については、一般に、「日本人はユーモアも皮肉も理解できないから言葉には気をつけろ!」だ。それは日本人を傷つけたくないと言う特別配慮的なところから来ることもあるようだ。・・・しかし「心は?」わからない。・・・・・もしこの日本人に対するコメントで、カチンと頭にきた日本人はやっぱりジョークが分からない人なのでは!

・・スイス銀行の税金ごまかしの為の匿名預金は、ずっと問題であったが、年々進歩的に改善している。海外国で、自国の国民の税金コントロールをきちんとしてればそれがもっとも良い解決法である。匿名も実際には匿名ではないが、スイスはそれを知らせる義務が無いと考える。モットモット複雑なようだ。・・・・・

チューリッヒ    扶美

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by swissnews | 2018-10-30 21:53 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

スイスの日本語新聞・年間4回しか読めないが大事な絆に!編集発行者野嶋篤氏の紹介

2年ほど前、隣人家族がパリで日本のブランド店に行って買い物した時、そこに置いてあった「パリの日本新聞」を私のお土産に持ってきてくれた。

その時,私は、「やっぱりパリにもこんな日本人のための新聞があるのだな」と面白く読んだ。きっとロンドンにだって、マドリッドにだって日本人のために新聞が発行されているに違いないし、内容的にも似たようなものになるのは当たり前の事だ。あるいはインターネットの会報だってあるだろう。

スイスの日本語新聞Grüezi・グルッチー・こんにちわ」は、20年前に野嶋篤氏によって手がけられ発行の運びとなった。野嶋氏はフランスに留学していてフランス語が得意だが、スイスのドイツ語圏に住みだしドイツ語もマスターし、この新聞を単独編集発刊しだした。

この新聞「グルッチー」は、30x20cmの16ページで、年、4回発行され、個人には郵送される。

いろいろな日本人の話を総合すると、野嶋氏の仕事ぶりは・・・・・・

彼はほとんど一人で記事を書き編集する。スイスの政治の動きや統計を日本人のためにまとめ、スイスを紹介し、広告、スポンサーを探し、日本人の知りたい法律の知識を集め、日本人のイベントなど訪問し、新しいトピックスを積極的に探し出し、日本人ニュウカマーを発見しインタビューをし、新しい本の紹介をし、日本人学校や教育の情報や、大使館関係の情報を聞き出し、日本人の団体グループの紹介をし、日本人のためのケアチームを紹介している。インターネットの紹介も、美容・料理の事も紹介されている。

それに個人の広告、求人、役に立つお知らせが豊富だ。新聞は自分で校正し、印刷社と取引をし、購読者にひとりひとり郵便アドレスを貼り付け、ポストに運び、団体や商店、レストランに自分の足で配りに行く。・・・・・・・・

当時、日本人スイス在住者は6000人ぐらいだったと思い出せる。現在は1万人以上になっているはずだ。だから今の発行数は分からないが、この新聞を知らない人のほうが少ないから、スイス在住日本人はほとんど彼をたとえ個人的に知らなくても名を知っている事になる。つまり、スイス一番の知名人なのだ。

発効日が近づくと待ち遠しく思うのは私一人ではないはずだ。3日前に今年最後の10月号が届いた。行きたいところ、見たいところがたくさん載っている。とても感謝している。

今回の彼の編集後記の言葉を紹介する。これは国籍確認等請求訴訟の支援サイトからの抜粋した言葉。

・・・・・・「人口842万人の小国スイスは欧州唯一の「閉じた国」だったが、昨年4万6060人に国籍を付与した。人口1億2700万人の日本で帰化を認められた外国人は1万315人」(9月25日付仏フィガロ紙東京特派員の記事からの引用)・・・・・・・

又、野嶋篤氏は、スイスの反原発促進の会・・・「アジサイの会」・・・の幹部会員?で、毎年熱心にこの運動を推進している。この10月号にも「国際会議・東京電力原発事故による大惨事・・福島と周辺地域の人々に対する人道的・法的支援の可能性」という報告記事を書いてくれた。



これからも、野嶋氏が元気でスイス在住日本人のために新聞を発行し続けてくれる事を願うばかりだ。








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by swissnews | 2018-10-21 05:02 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

コロッケを買いにジュネーブまで行く

私はほぼ10年間、スイスの全国全額フリーパスを使っていた。スイスの交通費は非常に高いのでこのパスも高い。しかし、今までスイスの鉄道や郵便バスで国中を訪れ、このパスが有効なイタリア、ドイツ、フランス、オーストリア、リヒテンシュタインなどの国境地区などにも使えるだけ使った。ほとんどの峠を越した。知らない村にもたくさん行った。

これからは孫の世話など時間がなくなり、半額のパスに切り替える事にした。昨日が全額パス最終の有効日だった。

天気も良かったので、最後のジュネーブ日本食料買出しの日となった。

ジュネーブまでは、30分に一度急行電車が通るので、行きは、フライブルグ、ロザンヌなどの、牛や畑の多いチーズ産地の景色を楽しみ、帰りは、ヌシャテルや、ビールなどの葡萄畑の景色を楽しんできた。

ちょうど紅葉の真っ盛りで、どこでも緑、黄色、赤に染まり、きれいだった。いくつもの湖もいつものように平和だった。

3時間近くかかって、ジュネーブに着いた。

チューリッヒにも日本の食料品は何でも買え、わざわざジュネーブまで日本食店に行く必要はないのだが、行く理由は暖かい出来上がりのコロッケが帰るということだ。

ジュネーブには2つの店があり、ひとつの店で、食料だけでなく、すしを食べ、出来上がりのコロッケやメンチを買う。

もうひとつの店では、たらや、さばの魚、葛湯や甘酒、サバカンなど又、出来上がりのおかずを買う。

そして、すぐ駅に戻りかえってくるのがいつもの行程だ。

ジュネーブで電車を待つ間に、ホームの一番端のベンチで、風に当たりながらまだ暖かいコロッケをたべる。

チューリッヒには午後4時には帰ってこれる。

途中、息子の家の台所に入り、コロッケや魚、おかずを置いてくるのが嬉しい。

夕方には、息子から感激の感謝の言葉が携帯で読めるだろう。

チューリッヒではコロッケが買えるところはない。残念だ。

これからは、いろいろな方法で半額、あるいは割安切符を買う方法を覚えなければならなくなった。

しかしスイスに来て以来45年間、予約無しに、行き当たりばったりでも、座席がなかったことは一度もなかった。

スイスの鉄道は高いが、そんなことが便利で贅沢だ。










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by swissnews | 2018-10-14 05:21 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

のど飴女子議員が退場処罰に・海外で『日本的」という言葉が認識!

熊本の市議会か、県議会かで、ある女性議員が質疑時に、のど飴を口に入れていたことがマナーを犯すと言う理由で、8時間の議論の末、議員全員一致で(本人以外の)『退場」という処罰をされたという出来事。

彼女は以前に「乳児を議会に連れてきた」という事で批判されていた。

どうしてこの事態が公になったかというと、この女性議員を「忌々しい」と思っていた親父議員が、彼女が「のど飴で発言していた(し様としていた)ことを発見」し、「鬼の首取ったという感じでTweiiterで「見ろ!こんな生意気な女が又、マナー違反をしている」と公表したからだと読んだ。

それから8時間もの間、本題は議論されず、ただ彼女の処置について議論され、採決されたという事。退場命令!

その間、賛否両論がネットで交わされ、炎上し、英語圏の新聞、メディアで取り上げられ、「あまりにもばかばかしい事だ。日本は信じられないほど時代遅れに感じる」「日本は融通の利かない狭い、息苦しい国だ」「極めて日本的」とか言うイギリスなどの感想コメント、それに対する日本人の賛否のコメントが多く寄せられていたという事実。

「単なるいじめ」「日本には日本のマナーがある」「のど飴より、議会中、眠っている議員や大臣のほうがよっぽどマナー違反だ」「イギリスのメイ首相は、議会で発言中のど飴を他の議員から貰って、続けて発言していた」(写真つき)

日本人のいろいろなコメントは面白いが、全体に、九州というか熊本というか、(旅行で知ってはいるが)「九州男児」「九州社会」というのはやっぱりいたり、あったりするのだなと今更思ってしまった。

ある会話が思い出された。

九州から東京の大学に来た若い男学生が、地元の学生に聞いた事。

東京の女は何で男に道譲らんね?」

(こんな男は欧州には来ないほうがいい。すぐに女性に囲まれて進行困難になるだろう)


世界的に見て、海外の人が、融通の利かない狭い堅苦しい息苦しいマナーにこだわる日本人を「極めて日本人的」と表現する事を、禁止する事は出来ない。それが不当だといって抗議しても始まらない。単なる彼らの感想だから!

「日本は日本」という人は聞かないでも良いだけ。

しかし、変えて行きたい人は変えていくだけ。

記事は

・・・・・・・・・・・・・こちら・・・・・・・・

正直言って、私が耐えられないのは日本の国会写真。議会中、偉そうに腕組みしながら、口をOOまげて居眠りする大臣が真ん中にいること。こんなマナーが容認できて、なぜ、議会に参加して発言仕事しているのど飴議員が容認できないのか。この女性議員の発言が、のど飴によって聞きにくかったら聞きにくいとか言うだけでいいのに!

スイスなら多分、のど飴なめのマナーや行為より、どれだけ発言が不明瞭になったか、マイナスになったかだけを問題にすればよい。苦情があれば、のど飴出すか、のど痛みで発言中止すればよいだけ。

苦情する人なんかいないと思うけど。皮肉的に、「風邪はやく直して!」「良い回復を!」とはあるかも。

そんな時でも「ごめんごめん。聞きにくかった?」で終わる。









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by swissnews | 2018-10-06 03:16 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

ヒットラーの『狼の隠れ家」跡で昼食を。ポーランド旅行 1

今回申し込んだ11日の旅行はチューリッヒ成人大学がオーガナイズするどっちかというとエリートの集まる学習旅行だった。自分が一番高齢だと思って行ったが、88歳の男性(原発の技術専門家で日本に5回は行っていた)や85歳の女性(小さな町の初代女性市長さんを9年やった人で、年、4回はこのような旅行に参加し、10月には日本に行くといっている)がいて、毎日大体4時間、あるいはもっと歩行するきつい旅行だった。

彼らが黙々と歩きついて来るのに私は音を上げられなかった。しかし、カヌーの川下り、船も何度か乗り、古い蒸気機関車でピクニックにも行き、面白かった。

私は、ポーランドには1972年にモスクワからと東ドイツから訪問し、ワルシャワとかアウシュビッツを訪問した事がある。このことは私の日本語の本『片道だけのパスポート』に書いてある。46年ぶりだ。

ポーランドの発展は、特にソ連から独立して資本主義になってから30年での発展は目覚しく、EUの投資でハイウェーや、飛行場その他大きな公共の施設は整い、ワルシャワにはヨーロッパ一の(192m)高いビルなどが立ち並び、われわれチューリッヒの30倍の高層ビルに囲まれている。チューリッヒはほんとに田舎街だ。

しかし、この資本主義の発展の基礎になっているのは、共産、社会主義の下で生きてきた国民の福祉を当然として求める強い抵抗力があったからだ。ポーランドはEU 連合の皮肉くれっ子で、最近自称カトリック教徒の独裁的な政治政権が最近話題になっている。司法も危ない。参加者のスイス人は、EUがものすごい投資をして助けたのにと嘆く。

ポーランド人の数年前の平均年収は世界37位で、スイス人(71、311ユーロ)の5分の一(20%)で、物価は4分の一だといわれる。(ものすごい勢いで上がっていく)日本人の平均年収は世界29位で、(34、124ユーロ)スイスの半分50%である。スイスの場合は更に、4週間の有給や、大学までほぼ無料の特権がある。出産、葬式も基本ただ。(10%税金)つまり、日本では教育費もこの収入で支払わなくてなならない。(税金はなん%)将来、ポーランドは日本に迫るかも。

隣国のウクライナはポーランド人の4分の一しか収入がなく、ロシアに近く現在立ち遅れた感がある。ウクライナの若者は自国で高い教育費をコネで払うより、ポーランドに留学し、ポーランドで働く事を目指すといった。ポーランド人は数十年前、イギリスなどに大量に移住していき、現在自国の人材が足りなくなり、ウクライナ人が大事な労働力になってきている。

ポーランドは北アフリカや中東からの移民は断固受け入れないが、ウクライナ語とポーランド語が似ていて、習得も早いし、ウクライナを助ける事は反ロシアの味方にもなる。

さて今日は、有名なヒットラーの隠れ家、Wolfsschanze(狼の隠れ家)に行ったことを書く。ポーランドはものすごく平らで、湖が3000あり、延々と広く、林や森に覆われている。ナチスドイツがポーランドを占領し、この北Masurenに何年も秘密の隠れ屋敷を作り住みついても、空からも誰にも見つからなかったのは,人工の木の枝でカモフラージュしてきたからだ。

4mもの厚いコンクリートでいくつもの建物や防空壕を作った。その資材は小さな鉄道で運び、近くの村の住民は科学工場が出来ると伝えられていた。(無論懐疑的な人がいても口に出さなかった)その隠れ家のコンクリートの頑丈さは彼らが赤軍に追われ逃げる際、自分で爆破したが爆破できずに諦めたほどである。今はコケだらけで、こうもりの住処になっている。

ヒットラーの地下数メートルの部屋には暖房があり、ムッソリーニも2度訪問したらしい。有名な反逆もあったが彼はほとんど無傷だった。

さて、この地区にレストランがある。そのレストランは当時のヒットラーとその熱狂者が食事したところを改善したものだ。われわれはそこで昼のメニューをとった。何か落ち着かなかったが、スープはおいしかった。

ネオナチの殉教地にならないようにポーランドの管理人は気をつけている。インターネットの写真。


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とりあえずここまで、明日又書く。

ポーランド旅行 2

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by swissnews | 2018-09-03 21:16 | 生活・文化・伝統・笑い話 | Comments(0)

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